特許
J-GLOBAL ID:200903011702923244

スイッチング電源装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三反崎 泰司 ,  藤島 洋一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-246500
公開番号(公開出願番号):特開2009-178020
出願日: 2008年09月25日
公開日(公表日): 2009年08月06日
要約:
【課題】製造コストを抑えつつ安定的な出力を供給することが可能なスイッチング電源装置を提供する。【解決手段】平滑回路5において、第1環状磁路B1における磁束と、第2環状磁路B2における磁束と、チョークコイル5Lc1を流れる電流によって形成される磁束と、チョークコイル5Lc2を流れる電流によって形成される磁束とが、共通磁芯UCc,DCcの内部において互いに共有化されているようにする。チョークコイル5L1,5L3を流れる電流と、チョークコイル5L2,5L4を流れる電流とが均衡状態となり、安定化する。また、この平滑回路5では、自動的にこのような均衡状態が保持されるため、素子の特性値等の調整が不要となる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
直流入力電圧をスイッチングして入力交流電圧を生成するインバータ回路と、 前記インバータ回路側の1次側巻線と、2次側巻線とを有し、前記入力交流電圧を変圧して出力交流電圧を出力するトランスと、 前記トランスの2次側に並列接続され、各々が前記出力交流電圧の整流動作を行う2つの整流回路と、 前記2つの整流回路からの出力電圧を平滑化して直流出力電圧を生成する平滑回路と を備え、 前記平滑回路は、 容量素子と、 第1および第2の磁芯と、 前記第1および第2の磁芯の間に配置された共通磁芯と、 一端が前記整流回路に接続されると共に、前記第1の磁芯に巻回された第1および第2の巻線と、 一端が前記整流回路に接続されると共に、前記第2の磁芯に巻回された第3および第4の巻線と、 前記第1および第3の巻線の他端同士と前記容量素子の一端とを接続すると共に、前記共通磁芯に巻回された第1の共通巻線と、 前記第2および第4の巻線の他端同士と前記容量素子の他端とを接続すると共に、前記共通磁芯に巻回された第2の共通巻線と を有し、 前記第1の巻線を流れる電流と前記第2の巻線を流れる電流とによって、前記第1の磁芯および前記共通磁芯の内部を通る第1の環状磁路が形成され、 前記第1の巻線を流れる電流と前記第2の巻線を流れる電流とに同期して、前記第3および第4の巻線に電流が流れると共に、これら第3の巻線を流れる電流と第4の巻線を流れる電流とによって、前記第2の磁芯および前記共通磁芯の内部を通る第2の環状磁路が形成され、 前記第1の環状磁路における磁束と、前記第2の環状磁路における磁束と、前記第1の共通巻線を流れる電流によって形成される磁束と、前記第2の共通巻線を流れる電流によって形成される磁束とが、前記共通磁芯の内部において互いに共有化されている ことを特徴とするスイッチング電源装置。
IPC (1件):
H02M 3/28
FI (3件):
H02M3/28 F ,  H02M3/28 W ,  H02M3/28 Y
Fターム (9件):
5H730AA04 ,  5H730BB37 ,  5H730BB82 ,  5H730BB94 ,  5H730DD03 ,  5H730DD04 ,  5H730EE08 ,  5H730EE13 ,  5H730ZZ17
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許6,362,986号明細書

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