特許
J-GLOBAL ID:200903011708969254

免震装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-181001
公開番号(公開出願番号):特開平10-026178
出願日: 1996年07月10日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 本発明は床面と構造物との相対変位を抑制するワイヤに張力を付与する附勢手段をコンパクトに構成することを課題とする。【解決手段】 免震装置1は、ビル2の底部とコンクリートの床面3との間に設置されており、大略、ビル2を水平方向に揺動可能に支持する積層ゴム4(4a〜4d)と、ビル2と床面3との相対変位及び積層ゴム4の変形を抑制する附勢機構5とよりなる。附勢機構5は、ビル2の底部に設けられた上滑車8a〜8i、床面3に設けられた下滑車9a〜9h、上滑車8a〜8i及び下滑車9a〜9hに装架されたワイヤ12、ワイヤ12に連結されたチェーン17の走行により回転駆動される回転体13、ワイヤ12の他端が連結され収納穴19に昇降可能に吊下された重り18より構成されている。重り18はその重量を利用してワイヤ12に一定の張力を付与し、積層ゴム4の変形を抑制する。
請求項(抜粋):
構造物を水平方向に移動可能に支持する積層ゴムと、前記構造物の底部に所定間隔をおいて配設され、該構造物と共に移動する複数の移動滑車と、前記構造物の底部が対向する固定側に設けられ、前記複数の移動滑車と交互に配置されるよう所定間隔をおいて配設された複数の固定滑車と、前記移動滑車の外周と前記固定滑車の外周とに交互に摺接してループを形成するよう装架され、一端が固定され、且つ他端が前記移動滑車と前記固定滑車との相対変位により前記ループの内側へ変位されるように張設されたワイヤと、該ワイヤの他端に張力を付与するように連結され、前記積層ゴムの弾性変形に伴う前記移動滑車と前記固定滑車との相対変位により前記ワイヤが引っ張られて昇降するように設けられた重りと、該重りを昇降可能に収納する収納穴と、よりなることを特徴とする免震装置。
IPC (3件):
F16F 15/04 ,  E04H 9/02 331 ,  F16F 15/02
FI (3件):
F16F 15/04 A ,  E04H 9/02 331 B ,  F16F 15/02 C

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