特許
J-GLOBAL ID:200903011719485607

画像処理方式および画像処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-230527
公開番号(公開出願番号):特開平7-087313
出願日: 1993年09月16日
公開日(公表日): 1995年03月31日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、OCRやファクシミリなどの画像読取装置に適用される画像処理方式および画像処理装置に関し、ノイズを強調することなく、また、簡素な処理手順により、原稿のわずかな傾きによって生じる細線の欠落,分断を確実に防止するほか、原稿中にカラー文字が混在している場合でも、かすれ,潰れのない先鋭な二値化処理を行なえるようにすることを目的とする。【構成】 二値化処理に際して、注目画素の濃度値が該所定の閾値未満である場合、当該注目画素の濃度値に、当該注目画素の主走査方向とは反対側の画素についての二値化誤差を加算した加算値を所定の閾値と比較し、その加算値が所定の閾値以上の場合に当該注目画素について二値化処理するように構成する。
請求項(抜粋):
主走査方向および副走査方向に走査しながら、画像データについて画素毎に濃度値を検出するセンサ(1)をそなえ、該センサ(1)により得られた濃度値を、画素毎に所定の閾値と比較して白黒の二値に変換する二値化処理を行なう画像処理方式において、該二値化処理に際して、注目画素の濃度値が該所定の閾値未満である場合、当該注目画素の濃度値に、当該注目画素の該主走査方向もしくは該副走査方向とは反対側の画素についての二値化誤差を加算した加算値を該所定の閾値と比較し、該加算値が該所定の閾値以上の場合に当該注目画素について黒信号を出力することを特徴とする、画像処理方式。

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