特許
J-GLOBAL ID:200903011721666252

パターンマッチング方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丸山 敏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-267475
公開番号(公開出願番号):特開平5-250475
出願日: 1991年10月16日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 従来よりも演算時間が短く、且つ正確なマッチング結果が得られるパターマッチング方法を提供する。【構成】 撮影画像に対して基準画像を移動させつつ両画像の相関係数を算出し、最も高い相関係数が得られるマッチング位置を捜し出す方法であって、粗位置検出においては、相関計算位置制御手段(3)によって、基準画像の自己相関関数の先鋭度に応じた移動スキップ量を決定し、相関係数計算手段(5)によって該移動スキップ量毎に相関係数を算出して、マッチングの粗位置を決定する。その後の精位置検出においては、前記粗位置の周囲にて、画素ピッチに応じた単位移動量毎に相関係数を算出して、真のマッチング位置を捜し出す。
請求項(抜粋):
第1の記憶手段に記憶されている対象物体の撮影画像に、第2の記憶手段に記憶されている基準画像を重ね合わせるパターンマッチング方法において、第1画像記憶手段から読み出された撮影画像データと第2記憶手段から読み出された基準画像データに基づいて、撮影画像に対して基準画像を移動させつつ両画像の相関係数或いはこれに準じた係数(近似度データ)を算出し、最も高い近似度が得られるマッチング位置を捜し出す方法であって、先ず、基準画像の自己相関関数或いはこれに準じた関数の先鋭度に応じ、先鋭度が鈍くなるにつれて増大する移動スキップ量を決定し、該移動スキップ量毎に近似度データを算出して、マッチングの粗位置検出を行ない、その後、前記粗位置の周囲にて、撮影画像及び基準画像を構成する画素の配列ピッチに応じた単位移動量毎に近似度データを算出して、マッチングの精位置検出を行なうことを特徴とするパターンマッチング方法。

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