特許
J-GLOBAL ID:200903011722729215

油圧緩衝器のバルブ構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-350293
公開番号(公開出願番号):特開平9-177860
出願日: 1995年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 微低速域と中速域以上の減衰力を独立設定し微低速域の減衰力を発生するリーフバルブの応力を低減し、ピストン又はベースバルブケースのシート面の段差管理を必要としないバルブを提供する。【解決手段】 内径がサポート108によって案内され且つ内周側下面が撓みの支持点となるディスク110によって支持される大径リーフバルブ109の外周側を、円環状シート面107Cに当接させて第1の圧力室107Dを形成する一方、オリフィス110A及びそれに連なる円環状開口窓110Bを有するディスク110と、カンザ112によって内周側下面が支持される小径リーフバルブ111を案内部材113に順次同芯状に組み付け、ディスクの円環状開口窓110Bをその下面に対向して積層配置された小径リーフバルブ111に当接させて第2の圧力室110Bを形成し、これら第1及び第2の圧力室が下部室Cに並列に解放されるようにした。
請求項(抜粋):
ピストンロッドの下端部に組付けられシリンダ内をピストン上部室とピストン下部室に区画するとともに、シリンダ内を伸縮自在に案内されて伸長側減衰力を発生するピストンバルブと、前記シリンダのピストン下部室の開口端に設けられ圧縮側の減衰力を発生するベースバルブとを有してなる油圧緩衝器において、当該減衰力発生バルブの主要部材であるピストン又はベースバルブケースの下面に一条の円環状シート面を設け、内径がサポートによって案内され且つ内周側下面が撓みの支持点となるディスクによって支持される大径リーフバルブの外周側を、前記一条の円環状シート面に当接させて第1の圧力室を形成する一方、その下面にオリフィス及びそれに連なる円環状開口窓を有するディスクと、カンザによって内周側下面が支持される小径リーフバルブを案内部材に順次同芯状に組み付け、当該案内部材を介して前記ピストン又はベースバルブケースに締結することにより、前記ディスクの円環状開口窓をその下面に対向して積層配置された小径リーフバルブに当接させて第2の圧力室を形成するとともに、これら第1及び第2の圧力室が大径リーフバルブ及び小径リーフバルブを介して下部室に並列に解放されるように構成したことを特徴とする油圧緩衝器のバルブ構造。
引用特許:
審査官引用 (10件)
  • 特開平2-289926
  • 特開平1-141246
  • 特開昭50-088475
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