特許
J-GLOBAL ID:200903011724077444
超音波遠隔水温測定装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
八幡 義博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187628
公開番号(公開出願番号):特開平6-003450
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年01月11日
要約:
【要約】【目的】 送波器の取付誤差をキャンセルし正確な水温分布を測定する。【構成】 16により2つの動作モードを設定する。初期値設定モードでは、16からの指令入力の都度、7はトリガパルスを発生し、13は俯角制御信号を5に出力し、深度をステップ状に深くするが、4をある深度の水中に垂下し水温を13に取り込みその深度での音速を求める一方、その深度の水中に向けて超音波を1から発射し、2と3での受波の時間差を12で計測し13に取り込み、13において音速と時間差と受波器間の距離とから送波ビームの実際の俯角を演算し、それを俯角制御信号と関連付けて初期値として記憶する。計測モード時では、送波ビームの俯角を自動的に変更しながら、初期値設定モード時に演算取得した送波ビームの実際の俯角と時間差と受波器間の距離とから音速を演算し、この演算取得した音速から水温を演算し、1の取付誤差をキャンセルした水中温度分布を14に表示する。
請求項(抜粋):
トリガパルスの発生に応答して水中に超音波を発射する送波器と; 初期値設定モード時では操作パネルからの指令入力の都度、計測モード時では自動的に所定の間隔で前記トリガパルスを発生するトリガ回路と; 俯角制御信号を受けて前記送波器の送波ビームの指向方向を設定する俯角制御回路と; 一定距離を隔てて配置される2個の受波器であって、それぞれ、受波ビームを各種俯角での送波超音波の反射点を連ねた方向となる所定方向を指向して形成する2個の受波器と; 前記送波器の超音波送波時から前記2個の受波器それぞれの受波時までの時間差をそれぞれ計測するタイマと; 水中に垂下され各種深度の水温を計測する水温計と; 初期値設定モード時において、操作パネルからの指令に応じて前記俯角制御信号を出力し、前記水温計による水温から求めた音速と前記時間差と前記2個の受波器間の距離とから送波ビームの実際の俯角を演算し、この演算取得した送波ビームの実際の俯角値を前記出力した俯角制御信号と関連付けて記憶し、計測モード時において、前記トリガ回路からのトリガパルスに応答して前記俯角制御信号を出力し、その出力した俯角制御信号に対応する前記演算取得した送波ビームの実際の俯角値と前記時間差と前記2個の受波器間の距離とから音速を演算し、この演算取得した音速から水温を演算する演算器と; を備えたことを特徴とする超音波遠隔水温測定装置。
IPC (2件):
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