特許
J-GLOBAL ID:200903011728536664

ワンサイドボルト使用柱梁接合構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野田 雅士 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-315643
公開番号(公開出願番号):特開平8-144369
出願日: 1994年11月25日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で柱の梁接合部の耐力,剛性が確保でき、現場溶接も必要とせず、かつ閉鎖断面の鋼管柱に対して外側からの作業で容易に接合することができる柱梁接合構造を提供する。【構成】 鋼管柱20の梁接合部の内面に補強部材21を設ける。鉄骨梁22の端部を、この鉄骨梁22の端部に設けられた接合金物23を介して、これら接合金物23,鋼管柱20の管壁および補強部材21を貫通するワンサイドボルト1で接合する。ワンサイドボルト1には、導入軸力がそのまま締め付け力として作用するタイプのものを使用する。鋼管柱20には、角形鋼管柱や丸形鋼管柱を使用する。鉄骨梁22にはH形鋼等を使用する。補強部材21は、鋼管柱20の内面に重なるプレートの他、ダイヤフラムや、立て方向に沿って接合したリブとしても良い。
請求項(抜粋):
鋼管柱の梁接合部の内面に補強部材を設け、鉄骨梁の端部を、この鉄骨梁の端部に設けられまたは取付けられる接合金物を介して、これら接合金物および鋼管柱の管壁を貫通するワンサイドボルトで接合し、このワンサイドボルトは、ピンと、このピンの先端に設けられて拡径状態に塑性変形可能な頭部形成部材と、前記ピンに軸方向移動自在に外嵌し前記頭部形成部材を軸方向に加圧して塑性変形させる加圧力伝達用のスリーブと、このスリーブの後端に係合して所定の軸方向力で剪断する剪断部材と、前記ピンの後部に設けられて拡径状態の前記頭部形成部材との間で被締結材を挟み込むナットとを有するものとしたワンサイドボルト使用柱梁接合構造。

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