特許
J-GLOBAL ID:200903011728790960

デ-タキャリア・システム

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-081733
公開番号(公開出願番号):特開平7-296126
出願日: 1994年04月20日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、併設された複数個のアクセス装置の相互間に生ずる通信上の干渉を防止できるデ-タキャリア・システムを実現するものである。【構成】 アクセス装置側での受信時には、デ-タキャリア側における変調用周波数信号に応じた周期で微分信号を取り出すとともに、この微分信号を複数個受けたときのみ、変調の介在を識別した復調デ-タを出力するように構成する。【効果】 併設された他のアクセス装置からデ-タキャリア側への送信変調があっても、その影響を受ける他のアクセス装置では、連続した微分信号が形成されることはないために、受信誤動作の発生は防止される。
請求項(抜粋):
デ-タ記憶手段として不揮発性半導体メモリを備えたデ-タキャリアと、該デ-タキャリアにアクセスするためのアクセス装置とから成るデ-タキャリア・システムであり、前記アクセス装置は、所定の搬送波を放射するためのアンテナと、デ-タ送信時にシリアル送信デ-タに応じて前記搬送波を変調する変調手段と、前記デ-タキャリア側から返信される送信信号を受けて受信デ-タを復調する受信復調手段とを有して成り、前記デ-タキャリアは、前記搬送波を受信するアンテナ・コイルと、該アンテナ・コイルを介して受信された搬送波を整流することにより、該デ-タキャリア自身を駆動するための電力となる直流電源を生成する整流手段と、前記受信された搬送波に基づいて搬送波周波数と同じ周波数のクロック信号を生成するクロック信号生成手段と、前記受信された搬送波を受けて前記アクセス装置からのシリアル送信デ-タを復調する受信復調手段と、前記アクセス装置に対してデ-タを返信するための送信変調手段とを有して成る双方向通信型デ-タキャリア・システムにおいて、前記デ-タキャリア側の送信変調手段は、前記クロック信号を分周して変調用周波数信号を形成する分周手段と、前記アクセス装置に送信するシリアル送信デ-タの内容および前記変調用周波数信号に基づいて、前記アンテナ・コイルの交流インピ-ダンスを変化させるスイッチング手段とを含み、かつ前記アクセス装置側の受信復調手段は、受信信号中の前記変調用周波数信号に対応する包絡線成分に基づいて微分信号を形成する微分信号形成手段と、該微分信号形成手段からの出力に応答して受信デ-タの復調を行なうデ-タ復調手段とを含み、該デ-タ復調手段は、受信デ-タにおけるビット長さ当たりで複数個の前記微分信号を受けたときに、デ-タキャリア側における送信変調を識別した復調デ-タを出力する手段より成ることを特徴とするデ-タキャリア・システム。
IPC (2件):
G06K 17/00 ,  H04B 7/26
FI (2件):
H04B 7/26 S ,  H04B 7/26 E

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