特許
J-GLOBAL ID:200903011731287187

圧力調整装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 英彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162183
公開番号(公開出願番号):特開平5-203030
出願日: 1992年05月28日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】【目的】 アーマチュア、スプールバルブ及びポートの間の寸法関係を正確に維持する必要性をなくす。【構成】 この装置はソレノイドモータアセンブリと焼結材料から形成された流体流量制限装置とを有する。ソレノイドモータアセンブリのアーマチュアは、スリーブ状のスプールバルブ部材に作用する流体圧力の大きさを、サーボオリフィスを介して変えるようになっている。スプールバルブ部材は軸方向に離間された少なくとも二つの円筒状バルブ部を有し、この円筒状バルブ部の一方が軸方向に離間された少なくとも二つの円筒状バルブ部の他方よりもずっと大きな直径を有する。
請求項(抜粋):
流体の圧力を調節するための圧力調整装置であって、第1及び第2のハウジング部を有するハウジングと、前記第1のハウジング部に取付けられた電磁コイルと、前記電磁コイル装置の中に配置された磁極部材と、バルブ着座部材と、前記バルブ着座部材によって囲まれた流体通路と、少なくとも部分的に前記電磁コイルの中に配置されたアーマチュアと、スプールバルブと、前記第2のハウジング部の中に形成された流体流入用の第1の流路と、前記第2のハウジング部の中に形成されている流体流出用の第2の流路と、前記第2のハウジング部の中に形成された流体流出用の第3の流路と、第4の流路と、弾性部材と、を有し、前記磁極部材が磁極部材端面部を有し、前記アーマチュアがアーマチュア端面部を有し、前記アーマチュアは前記アーマチュア端面部が前記磁極部材端面部と並置されるように前記磁極部材に対して配置され、前記第2のハウジング部が円筒状内部チャンバを有し、前記スプールバルブが前記円筒状内部チャンバの中に配置されこの円筒状内部チャンバに対して可動であるとともに前記アーマチュアに対して相対的に可動であり、前記スプールバルブが少なくとも軸方向に位置が揃えられた第1及び第2の円筒状バルブ部を有し、前記スプールバルブはさらに軸方向に延びる本体を有し、この軸方向に延びる本体が前記第1及び第2の円筒状バルブ部の間に配置されていてこれらを相互に連結しており、前記本体は比較的小さな横方向の断面を有していてこの本体と前記円筒状内部チャンバとの間かつ軸方向における前記第1及び第2の円筒状バルブ部の間に環状のチャンバを形成し、前記第1の流路が前記第1の円筒状バルブ部と並置されていて前記第1のバルブ部によって制御され、前記第2の流路が前記環状のチャンバと連通し、前記第3の流路が前記第2の円筒状バルブ部と並置されていて前記第2のバルブ部によって制御され、前記第4の流路が前記流体流入用の第1の流路と前記流体通路との間を連通しており、前記アーマチュアが移動して前記流体通路から流出する前記流体の流れを最も制限するとき、前記流体の圧力が前記スプールバルブを所定の方向、すなわち前記第2のバルブ部が前記環状のチャンバから流出して流体流出用の前記第3の流路を通り流体溜の方へ流れる前記流体を少なくともさらに制限し、前記第1のバルブ部が前記流体流入用の前記第1の流路を通って前記環状のチャンバの中に入り流体流出用の前記第2の流路から出て前記流体が作用すべき部分へ流れる前記流体の制限を緩くするような方向へ移動させ、前記第1の円筒状バルブ部の直径が前記第2の円筒状バルブ部の直径と異なり、前記弾性部材が前記環状のチャンバと流体流出用の前記第3の流路との間の連通性をさらに向上させる方向へ前記スプールバルブを弾性的に付勢している圧力調整装置。
IPC (5件):
F16H 61/00 ,  F15B 13/044 ,  F16H 61/30 ,  F16H 63/00 ,  F16K 31/06 330
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-248786
  • 特開昭62-261743

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