特許
J-GLOBAL ID:200903011733300709

膨張弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-228330
公開番号(公開出願番号):特開平6-101938
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】冷媒を減圧および流量制御するための膨張弁において、絞りである絞りの弁口端と開放口端にそれぞれテ-パ面や、テ-パ状通路や、釣鐘状通路や、ラッパ状通路および階段状通路を設けることで、絞り上流側および下流側の冷媒流動の不安定現象、例えば圧力脈動、圧力変動を同時に低減させ、その結果、圧力変動、圧力脈動と相関のある冷媒流動音並びに膨張弁や配管の振動を低減を図ることを目的とする。【構成】第1図は、膨張弁の構成を示す図である。第1図に示す電子制御膨張弁では、弁棒5を上下に動かすための駆動系であるモ-タ1よりステ-タ3が上下に動き、その結果、絞り9内に配置されている弁棒5が上下に移動するようになっている。この絞り9の高圧側では高圧側冷媒通路8から弁口端10に向かって先細るテ-パ面12が設けられ、また、絞り9の開放口端11から低圧側冷媒通路7に向かって末広がるテ-パ面13が設けられている。
請求項(抜粋):
弁本体内に設けられて冷媒を流通させる高圧側冷媒通路と低圧側冷媒通路、および前記高圧側冷媒通路に連通する弁口と前記低圧側冷媒通路に連通する開放口を有し、それら両冷媒通路を連通させるとともに、冷媒を減圧膨張させるための前記低圧側冷媒通路に対して直交して設けられた絞りと、前記絞りを通過する冷媒流量を調節するために、前記絞りの開口面積を可変する前記絞り内を往復運動可能な弁棒とを備えた膨張弁において、前記弁口と開放口の両端にテ-パ面を設けたことを特徴とする膨張弁。

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