特許
J-GLOBAL ID:200903011743727379

RTM・法により大面積の構成エレメントを製作する装置並びに方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-513951
公開番号(公開出願番号):特表平11-501880
出願日: 1996年09月26日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】RTM・法により繊維複合材料から大面積の構成エレメントを製作する方法において、形状安定的な型部分(4)と弾性変形可能な型部分(6)を備えた型(2)が設けられている。型(2)は樹脂混合物注入用の接続部及び減圧部材用の接続部を有している。型内には繊維織物(12)が設置されている。樹脂混合物を注入するために及び減圧部材に接続するために、形状不変な型部分(4)とは反対側の繊維織物表面に接触する導路エレメントが設けられていて、該導路エレメントが、大きな長手方向拡がり及び広幅面状の支持面(22)を備えていて、該支持面の上側に導路エレメントの長手方向に延びる中空室(24)を備えていてかつ前記支持面(22)内にほぼ導路エレメントの全長に亘って延びる狭幅なスリット(26)を備えており、該スリットがその全長に亘って中空室(24)に接続されている。導路エレメントが少なくとも一端で、弾性変形可能な型部分(6)と形状安定的な型部分(4)との縁部の間を介して案内されていてかつ樹脂供給手段もしくは減圧部材に接続されている。型(2)が50hPa以下の内圧に排気される。
請求項(抜粋):
予め成形された繊維織物(12)を挟持する協働する型部分を有する型内に樹脂混合物を注入することによって繊維複合材料から大面積の構成エレメントを製作する装置であって、前記型部分の一方の型部分(4)が弾性変形可能に構成されかつ他方の型部分(6)が形状不変に構成されており、両型部分(4,6)が縁部で真空密に結合可能であり、前記型(2)が樹脂混合物を注入する手段用の接続部及び大気圧以下に型空間の内圧を低下させる減圧部材用の接続部を備えており、この場合、圧力容器(18)内で閉じられた型(2)の全面に大気圧以上の外圧(pu)がかけられるようになっており、前記型(2)内に樹脂混合物が圧力をかけて注入されかつ硬化するまで、構成エレメント(9)の繊維容積含量(Vr)を規定する差だけ型(2)に作用する外圧(pu)よりも低い圧力に維持される形式のものにおいて、樹脂混合物を注入するために及び減圧部材に接続するために、形状不変な型部分(4)とは反対側の繊維織物(12)表面に接触する導路エレメント(3,5,7,14,16,20)が設けられており、該導路エレメントは、大きな長手方向拡がり及び広幅面状の支持面(22)を備えていて、該支持面の上側に導路エレメントの長手方向に延びる中空室(24)を備えていてかつ前記支持面(22)内にほぼ導路エレメントの全長に亘って延びる狭幅なスリット(26)を備えており、該スリットがその全長に亘って中空室(24)に接続されていることを特徴とする、大面積の構成エレメントを製作する装置。
IPC (2件):
B29C 70/06 ,  B29C 39/02
FI (3件):
B29C 67/14 L ,  B29C 39/02 ,  B29C 67/14 G

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