特許
J-GLOBAL ID:200903011744335571

LbLコーティングを医療用デバイスに適用する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津国 肇 ,  篠田 文雄 ,  束田 幸四郎
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-535481
公開番号(公開出願番号):特表2005-538418
出願日: 2003年09月10日
公開日(公表日): 2005年12月15日
要約:
本発明は、医療用デバイス、好ましくは眼用デバイス、より好ましくはコンタクトレンズの表面を改質するための、改良されたLbLコーティング法を提供する。本発明の方法に従って調製される、コンタクトレンズ上のLbLコーティングは、レンズ材料の所望のバルク特性、例えば酸素透過性およびイオン透過性を保持しながら、約80度以下の、好ましくは約50度以下の平均接触角で特徴付けられる増大した親水性を有することができる。
請求項(抜粋):
生体適合性LbLコーティングを医療用デバイスに適用する方法であって、 (a)前記医療用デバイスを第一のポリイオン性材料を含有する第一のコーティング溶液と接触させて、第一のポリイオン性材料の最内層を前記医療用デバイス上に非共有結合的に適用する工程であって、第一のコーティング溶液中の第一のポリイオン性材料の濃度がLbLコーティングの親水性を増大させるのに十分に高く、また第一のコーティング溶液との接触の前に、前記医療用デバイスが表面改質されていない工程、 (b)第一のポリイオン性材料の最内層を有する前記医療用デバイスを、第一のポリイオン性材料の電荷と反対の電荷を有する第二のポリイオン性材料を含有する第二のコーティング溶液と接触させて、第一のポリイオン性材料の最内層および最内層の上部に第二のポリイオン性材料の一層からなる第一の多価電解質二重層を形成する工程、 (c)第一の多価電解質二重層を有する前記医療用デバイスを、第一のポリイオン性材料または第二のポリイオン性材料の電荷と反対の電荷を有する第三のポリイオン性材料を含有する第三のコーティング溶液と接触させて、第一の多価電解質二重層の上部に第一のポリイオン性材料または第三のポリイオン性材料の層を形成する工程、 (d)第一の多価電解質二重層および第一の多価電解質二重層の上部に第一のポリイオン性材料または第三のポリイオン性材料の一層を有する前記医療用デバイスを、第二のポリイオン性材料または第一もしくは第三のポリイオン性材料の電荷と反対の電荷を有する第四のポリイオン性材料を含有する第四のコーティング溶液と接触させて、第一のポリイオン性材料または第三のポリイオン性材料の層および第二のポリイオン性材料の一層からなる第二の多価電解質二重層を形成する工程、ならびに、場合により、 (e)さらなる多価電解質二重層を構築するために、工程(c)および(d)を何回か繰り返す工程、 を含む方法。
IPC (5件):
G02C7/04 ,  A61L27/00 ,  A61L29/00 ,  A61L31/00 ,  G02C13/00
FI (6件):
G02C7/04 ,  A61L27/00 D ,  A61L27/00 P ,  A61L29/00 Z ,  A61L31/00 Z ,  G02C13/00
Fターム (23件):
2H006BB10 ,  2H006BC07 ,  2H006DA08 ,  4C081AB21 ,  4C081AB22 ,  4C081AB23 ,  4C081AC07 ,  4C081AC08 ,  4C081AC09 ,  4C081BB01 ,  4C081BB05 ,  4C081CA06 ,  4C081CA07 ,  4C081CA10 ,  4C081CD01 ,  4C081CD02 ,  4C081CD03 ,  4C081CD05 ,  4C081CD09 ,  4C081CD11 ,  4C081DC04 ,  4C081EA02 ,  4C081EA06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • ポリマーのコーティング
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2000-527849   出願人:ノバルティスファーマアクチエンゲゼルシャフト
  • 表面を被覆する方法
    公報種別:公表公報   出願番号:特願2001-557946   出願人:ノバルティスアクチエンゲゼルシャフト

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