特許
J-GLOBAL ID:200903011746838546

鉛蓄電池及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-086523
公開番号(公開出願番号):特開平7-296805
出願日: 1994年04月25日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 充電終期の電圧を低下させることなく、サイクル寿命特性及び長期放置後の容量回復性が向上した鉛蓄電池を得る。【構成】 Pb-Ca系合金を溶融した後に放置して、溶湯の表面部を空気中の酸素と反応させて表面部に鉛酸化物を形成する。この表面部から鉛酸化物を採取する。採取した鉛酸化物と鉛からなる鉛ペレットとをボールミル式鉛粉製造機で共に粉砕、酸化して活物質粉体材料を作る。この活物質粉体材料を用いて活物質層を作り、活物質層の内部に金属間化合物(Pb3 Ca)からなる導電性ネットワークを形成する。【効果】 金属間化合物(Pb3 Ca)の導電性ネットワークにより電池の充放電反応が促進される。しかも、金属間化合物は電気化学的及び熱的に安定しているので、酸化及び分解が起こり難く、充電終期の電圧が低下するのを防ぐ。
請求項(抜粋):
PbとCaの金属間化合物及びPbとSbの金属間化合物の少なくとも1種類の金属間化合物が少なくとも正極活物質層の内部に導電性ネットワークを形成するように添加されていることを特徴とする鉛蓄電池。
IPC (2件):
H01M 4/14 ,  H01M 4/16

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