特許
J-GLOBAL ID:200903011749232606

進行性組織壊死、再潅流損傷、細菌転座及び 成人呼吸困難症候群の予防法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-267607
公開番号(公開出願番号):特開平11-124393
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1999年05月11日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】虚血の影響を予防乃至は軽減するための方法を提供する。虚血は、梗塞形成、熱傷、外科手術損傷、災害による外傷、出血性ショック等の結果として起こるような損傷或いは再潅流損傷に結び付けられる。更に、細菌転座、成人呼吸困難症候群、血液細胞及び血小板の内皮細胞への粘着、肺動脈高血圧の防御乃至は軽減のための方法を提供する。【解決手段】成人呼吸困難症候群(ARDS)の危険性のある患者に、デヒドロエピアンドロステロン-3-硫酸エステル(DHEAS)又はDHEA同類を投与することによって予防乃至は軽減するための製薬組成物の使用。
請求項(抜粋):
XはH又はハロゲンであり、R1、R2、R3は独立に=O、-OH、-SH、H、ハロゲン、薬学的に受容可能なエステル、薬学的に受容可能なチオエステル、薬学的に受容可能なエーテル、薬学的に受容可能なチオエーテル、薬学的に受容可能な無機エステル、薬学的に受容可能な単糖類か二糖類が寡糖類、スピロオキシラン、スピロチラン、-OSO2R5又は-OPOR5R6であり、R5、R6は独立に-OH、薬学的に受容可能なエステル又は薬学的に受容可能なエーテルであり、薬学的に受容可能な塩はR2が=O又は-OHでR1がOH、薬学的に受容可能なエステル又は薬学的に受容可能なエーテルである場合にR3がH又は-OHでないと云う条件及びR1とR2とが両者共=Oではないと云う条件を備えてなる、組織損傷を有する患者の中で好中球が内皮細胞に粘着することが原因で起こる組織生存力の喪失を予防乃至は軽減するための製薬組成を調製するための下記式(I)の化合物の使用。◎【化1】
IPC (3件):
C07J 1/00 ,  A61K 31/56 ABY ,  C07J 17/00
FI (3件):
C07J 1/00 ,  A61K 31/56 ABY ,  C07J 17/00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭64-040428
  • 特開昭64-040428
引用文献:
審査官引用 (3件)
  • Circulation, 1993, Vol.87, No.1, pp.261-269
  • Journal of Clinical Investigation, 1988, Vol.82, No.2, pp.712-720
  • Archives of Surgery, 1993, Vol.128, No.3, pp.318-325

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