特許
J-GLOBAL ID:200903011749488112

温度計及び体温計

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 康徳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-005470
公開番号(公開出願番号):特開平8-191800
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年07月30日
要約:
【要約】【目的】非接触式温度計において、測定毎の待ち時間を実質上無くすことにより使用上の不便さを解消でき、且つ熱バランスを崩した後にも温度ドリフトが殆ど発生せず通常どおりに使用することができる温度計及び体温計の提供。【構成】 温度を非接触で計測する温度計であって、開口部から連続形成される内周面部とを形成したプローブ部材3と、所望部位から放射される赤外線Rを検出する赤外線センサ5と、第1の空間部S1を介して赤外線センサ5の受光部まで赤外線を案内する導光部4と、第2の空間部S2を確保して固定される補正用温度センサ7と、第3の空間部S3を周囲に設けて赤外線センサ5に密着して固定される基準用温度センサ8と、赤外線センサと基準用温度センサと補正用温度センサとからの出力に基づいて温度値の算出を行う制御手段とを具備するので、精度良く、しかも連続的または短いインターバルで順次被検体の温度または体温の測定をする構成。
請求項(抜粋):
物体の所望部位の温度を非接触で計測する温度計であって、前記所望部位に向けて指向される開口部と、該開口部から連続形成される内周面部とを形成したプローブ部材と、前記開口部から離間した内部において配設されるとともに前記所望部位から放射される赤外線を検出する赤外線センサと、前記開口部から前記赤外線センサの受光部まで赤外線を案内する中空管部と、該中空管部に設けられるとともに該中空管部の端部において第1の空間部を介して前記赤外線センサの受光部まで赤外線を案内する導光部と、該導光部自体及びまたはその近傍の温度を検出し、かつ熱的平衡の高速化のために、前記内周面部との間において第2の空間部を確保して前記導光部の近傍に密着して固定される補正用温度センサと、前記赤外線センサ自体の温度を検出するために、第3の空間部を前記赤外線センサの周囲に設けられて前記赤外線センサに密着して固定される基準用温度センサと、前記赤外線センサと基準用温度センサと補正用温度センサとからの出力に基づいて温度値の算出を行う制御手段と、を具備することを特徴とする温度計。
IPC (2件):
A61B 5/00 101 ,  G01J 5/02
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特表平6-502099
  • 赤外線体温計
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-210415   出願人:オムロン株式会社
  • 特開平4-028341
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