特許
J-GLOBAL ID:200903011752192216
冷却装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-020530
公開番号(公開出願番号):特開平6-347112
出願日: 1994年02月17日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】 蒸発器12のデフロスト作業を短時間で行うことができ、その後に所望の冷却温度に効率よく戻すことができる冷却装置1を提供する。【構成】 冷却装置1は圧縮機2と凝縮器3と気液分離器4、5とカスケード熱交換器6、7、8とキャピラリチュ-ブ9、10、11と蒸発器12とを備え、冷媒供給管路13と冷媒戻り管路14により配管接続されている。冷凍サイクル内には沸点温度の異なる複数種類の冷媒が封入されている。圧縮機2の吐出側から蒸発器12の入口側に至る分岐供給管16が設けられている。蒸発器12の出口側から圧縮機2の吸入側に至る分岐戻り管18が設けられている。分岐供給管16および分岐戻り管18にその管路を開閉自在に遮断する電磁弁17、19が備えられている。
請求項(抜粋):
沸点温度の異なる複数種類の冷媒が混合されてなる冷媒を圧縮機で圧縮し、圧縮機から吐出された冷媒を凝縮器で冷却し、凝縮器で冷却された冷媒を高沸点の液相冷媒と気相冷媒に気液分離器で分離し、分離された高沸点の液相冷媒は膨張手段で減圧してカスケード熱交換器で前記気液分離器で分離された気相冷媒を冷却すると共に圧縮機側に戻され、順次、気液分離器で分離された気相冷媒を冷却して気液分離および冷却を繰り返してより高沸点の冷媒を圧縮機側に戻すと共に低沸点の冷媒を抽出して蒸発器に案内し、蒸発器で低沸点の冷媒を蒸発させて冷却作用を行った後、カスケード熱交換器を経由して圧縮機に戻す冷却装置において、前記圧縮機の吐出側から凝縮器に至る冷媒供給管路途中から分岐され、かつ蒸発器の入口側に接続された分岐供給管と、蒸発器の出口側からカスケード熱交換器に至る冷媒戻り管路途中から分岐され、かつ圧縮機の吸入側に接続された分岐戻り管とが設けられると共に、前記分岐供給管および分岐戻り管にその管路を開閉自在に遮断する開閉弁がそれぞれ備えられてなることを特徴とする冷却装置。
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