特許
J-GLOBAL ID:200903011759053076

非水電解液二次電池およびその熱動継電器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-357163
公開番号(公開出願番号):特開2000-182598
出願日: 1998年12月16日
公開日(公表日): 2000年06月30日
要約:
【要約】【課題】 非水電解液二次電池の温度や圧力の上昇による事故を防止し、異常電池を切り離して安全に放電させ、かつ異常警告を発して使い勝手の改善を図る。【解決手段】 電池の安全装置20は封口部材14と絶縁カバー15の内部に熱応動の形状記憶合金23と可動スイッチ21を内蔵する。温度感知棒22は電池内部に感知部22aが位置し他端は安全装置20内で形状記憶合金23に結合される。温度上昇により形状記憶合金23の感知棒22への固着が外れると、可動接点21aが上側接点16b17aの間を短絡し、抵抗器25発光素子26等の電流制限抵抗体28を接続した異常単電池の放電回路により電池エネルギーは消耗する。従って、異常単電池が組電池から切離され、異常単電池をバイパスした正常電池の直列回路が形成される。形状記憶合金の代わりに、バイメタルや熱溶融体が利用でき、ガス圧力の上昇で駆動するベローズやダイヤフラムも利用できる。
請求項(抜粋):
正極および負極をセパレータを介して対向させた電極群と、電解液からなる発電要素とを電池缶に収納し、前記電池缶の開口部を封口部材で密閉した非水電解液二次電池において、前記正極および負極をそれぞれ前記封口部材に貫通設置された各極内部端子に接続し、前記封口部材と各極外部端子を備えた絶縁カバーとが一体化されて密閉された安全装置の内部に、熱応動または圧力応動のスイッチによる内外部端子の切り換え回路を有すると共に、前記スイッチの作動時に電流制限負荷体により自己放電回路が形成されることを特徴とする非水電解液二次電池。
IPC (2件):
H01M 2/34 ,  H01M 10/42
FI (2件):
H01M 2/34 A ,  H01M 10/42 P
Fターム (19件):
5H022AA09 ,  5H022BB02 ,  5H022CC03 ,  5H022CC08 ,  5H022CC12 ,  5H022CC13 ,  5H022CC19 ,  5H022CC22 ,  5H022EE01 ,  5H022EE03 ,  5H022EE04 ,  5H022KK01 ,  5H030AA07 ,  5H030AA10 ,  5H030AS08 ,  5H030AS14 ,  5H030BB27 ,  5H030FF22 ,  5H030FF32

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