特許
J-GLOBAL ID:200903011760909669

データ通信端末装置および再送タイマ制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-136773
公開番号(公開出願番号):特開平8-008995
出願日: 1994年06月20日
公開日(公表日): 1996年01月12日
要約:
【要約】【目的】 データ回復手段を有するデータ通信端末装置において、受信確認待ちタイムアウト値を更新させることにより最適な値を使用できるようにする。【構成】 送信フレームの送出時刻を記録し、受信確認フレームを監視することにより、レスポンスタイムを求め、過去に通信を行った時のレスポンスタイム最大値、最小値、再送フラグ、最適幅をもとにダイナミック再送タイマ106をダイナミックに更新し、最適な受信確認フレーム待ちタイムアウト値を使って再送処理を行う。
請求項(抜粋):
データ回復手段を有するデータ通信端末装置において、通信したフレームごとに1回目に送信した送出時刻を記録する送出時刻格納エリアと、過去のレスポンスタイム最小値を格納するレスポンスタイム最小値格納エリアと、過去のレスポンスタイム最大値を格納するレスポンスタイム最大値格納エリアと、1回目の送信フレームに対する受信確認フレームを受信した時刻と送出時刻格納エリアに格納されている送出時刻からレスポンスタイムを求め、レスポンスタイム最小値より小さいときは、レスポンスタイムをレスポンスタイム最小値に置き換え、レスポンスタイム最大値より大きいときは、レスポンスタイムをレスポンスタイム最大値に置き換える記録制御部と、受信確認フレーム待ちタイムアウト値の初期値として用意されるスタティック再送タイマ値を格納するスタティック再送タイマと、受信確認フレームを受信するごとに最適化されるダイナミック再送タイマ値を格納するダイナミック再送タイマと、受信確認フレーム待ちタイムアウト値を最適化するため最適幅の値を格納する最適幅格納エリアと、受信確認フレーム待ちタイムアウト値を最適化するためダイナミック再送タイマ値の更新処理を行う再送タイマ制御部と、受信確認フレーム待ちタイマと、再送フラグとを有し、1回目の送信フレームに対する受信確認フレームを監視することにより、レスポンスタイムを求め、過去の通信のレスポンスタイムと最適幅と再送フラグをもとにダイナミック再送タイマを更新し、最適な受信確認フレーム待ちタイムアウト値を使って再送処理を行うことを特徴とするデータ通信端末装置。
IPC (2件):
H04L 29/08 ,  H04L 1/16
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-281853
  • 特開平3-064225
  • 特開平3-238542

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