特許
J-GLOBAL ID:200903011766346739

インクジェットヘッド

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-133178
公開番号(公開出願番号):特開平8-001930
出願日: 1994年06月15日
公開日(公表日): 1996年01月09日
要約:
【要約】【目的】 インクジェットヘッドにおける印字の高速化および高品質化を図る。【構成】 流路基板1に積層されるノズルプレート10は、各インク流路の先端中央部に対向する位置にノズル孔11がそれぞれ配設してある。ノズル孔11の形状は、断面が円柱部11aと外周部11bとの間にスリット状孔部11cを有する実質的に円環状をなしている。インク流路でエネルギーを付与されたインクは、ノズル孔11から射出するときに、スリット状孔部11cの幅が狭くノズル部の表面張力が大きいために容易に分離される。円柱状の場合のように尾を引かずに円環状になって飛び出し、すぐに球状にまとまり、インク滴先端が記録紙に到着すると直ちに終了する。このため、応答速度が速くなるとともに、インクドットの形状が整ったものとなり印字品質が向上する。また、スリット孔状部の外周壁のインク射出方向に対する傾斜角をθ1、内周壁の傾斜角をθ2とすると、θ1≧|θ2|となるように形成すると、インク滴のまとまりがさらによくなる。
請求項(抜粋):
複数のインク流路と、上記インク流路の各々に対応するノズル孔とを備えたインクジェットヘッドにおいて、上記インク流路の先端中央部と対向する円柱部と、上記円柱部の周囲に位置し上記各インク流路と連通するスリット状孔部と、上記円柱部と上記スリット状孔部の外周壁とを連結する連結部とを有し、ノズル孔の断面形状が実質的に円環状をなすように形成されていることを特徴とするインクジェットヘッド。
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  B41J 2/135
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  B41J 3/04 103 N

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