特許
J-GLOBAL ID:200903011781039923

燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-179853
公開番号(公開出願番号):特開平5-029013
出願日: 1991年07月19日
公開日(公表日): 1993年02月05日
要約:
【要約】【目的】本発明は電池冷却系の冷却水の温度を調整するための冷却器を使用しないでも適切な温度の電池冷却水の供給が可能になると共に、全体のコージェネシステムとして高品質の熱回収量を高めることにある。【構成】空気極に酸素が供給され燃料極に水素が供給され、且つ発電時の反応熱を吸収する電池冷却系を有する燃料電池本体1と、この燃料電池本体の電池冷却系を通して流れる少なくとも蒸気と水の二相流化した冷却水を気相と水相に分離するための気水分離器2と、この気水分離器で分離された冷却水を電池冷却系を通して循環させる一次冷却系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、燃料電池本体の発電出力を発電出力検出器10により検出し、この発電出力検出値を流量制御装置11に与えて一次冷却系に設けられた流量調整弁9の弁開度を調節し、電池冷却系1Cに流入する冷却水の流量を制御する。
請求項(抜粋):
空気極に酸素が供給され燃料極に水素が供給され、且つ発電時の反応熱を吸収する電池冷却系を有する燃料電池本体と、この燃料電池本体の前記電池冷却系を通して流れる少なくとも蒸気と水の二相流化した冷却水を気相と水相に分離するための気水分離器と、この気水分離器で分離された冷却水を前記電池冷却系を通して循環させる一次冷却水系とを備えた燃料電池発電システムにおいて、前記燃料電池本体の発電出力を検出する発電出力検出手段と、この発電出力検出手段で検出された発電出力に基いて前記電池冷却系に流れる冷却水の流量を調整し蒸気の発生量を制御する流量制御手段とを設けたことを特徴とする燃料電池発電システム。

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