特許
J-GLOBAL ID:200903011785346820

感熱ヒータ線

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池内 寛幸 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-199022
公開番号(公開出願番号):特開平5-047459
出願日: 1991年08月08日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 内巻用導体と外巻用導体との間に特定のポリマー組成の高分子感温体を用いることにより、200V以上の交流電源のもとで、サーミスタ自身の自己発熱を生じない感熱ヒータ線とする。【構成】 芯糸1上に、順次内巻用導体2、高分子感温体3、外巻用導体4、絶縁外被5を同心円状に設けた感熱ヒータ線6において、高分子感温体3としてナイロン12、ポリアミド共重合体エラストマー、及び平均重合度10以上のフェノール系熱可塑性樹脂の組成物よりなり、その体積固有インピーダンスが、80°C、60Hzにおいて1.0×109 Ω・cm以上でかつ誘電正接tan δ=1を示す温度が80°C以上の組成物を用いる。保安用抵抗を一対の導体と直列に接続し、その両端に200V以上の交流電源電圧を印加して、温度信号を検出すると共に前記外巻用導体をヒータ線として兼用させる。
請求項(抜粋):
芯糸上に、順次内巻用導体、高分子感温体、外巻用導体、絶縁外被を同心円状に設けた感熱ヒータ線であって、前記高分子感温体がナイロン12、ポリアミド共重合体エラストマー、および平均重合度10以上のフェノール系熱可塑性樹脂からなる少なくとも三成分の混練組成物よりなり、その体積固有インピーダンスが80°C、60Hzにおいて1.0×109 Ω・cm以上でかつ誘電正接tan δ=1を示す温度が80°C以上にあり、異常昇温時に前記一対の導体間の短絡によって発熱する2kΩ以下の保安用抵抗を前記一対の導体と直列に接続し、その両端に200V以上の交流電源電圧を印加して、温度信号を検出すると共に前記外巻用導体をヒータ線として兼用することを特徴とする感熱ヒータ線。
IPC (4件):
H05B 3/56 ,  H01C 7/04 ,  H01C 10/00 ,  H01C 13/00

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