特許
J-GLOBAL ID:200903011790202551

空気吹出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-204802
公開番号(公開出願番号):特開平9-053853
出願日: 1995年08月10日
公開日(公表日): 1997年02月25日
要約:
【要約】【課題】 空気吹出装置において、吹出口から吹き出される空気流の天井壁からの剥離をより効果的に抑制し、もって冷房運転時におけるコールドドラフトと吹出口部分における結露とを防止する。【解決手段】 吹出口7の直上流側位置に設けられる偏向羽根10を、その長軸方向の一端10a側を円弧状とするとともに該一端10a側から他端10b側に向かって次第に縮幅する略紡錘形の断面形状を有する如くし、且つ該一端10a側を上記吹出口7寄りに位置せしめた状態で配置するとともに該一端10a側を傾動中心として傾動可能とする。かかる構成により、上記吹出口7から吹き出される空気流は、上記偏向羽根10による偏向作用を受けて上記吹出口7から天井壁Wに沿う如く偏向せしめられるとともに、上記偏向羽根10の絞り作用により流速が高められ、該天井壁Wからの剥離が抑制され該天井壁Wに沿ってより遠くまで到達する。この結果、冷房運転時においては、冷気の垂れ下がりによるコールドドラフトがより効果的に防止される。
請求項(抜粋):
上部に空気導入口(4)をまた下面に細長溝状の吹出口(7)をそれぞれ設け上記空気導入口(4)から吹出口(7)に至る部分を空気通路(8)としたケーシング(V)を備えるとともに、上記空気通路(8)の上記吹出口(7)の直上流側位置に該吹出口(7)の溝方向に沿って延びる偏向羽根(10)を配置して構成され、上記吹出口(7)を室内側に望ませた状態で天井壁(W)に取り付けられて上記空気導入口(4)から導入された空気を上記偏向羽根(10)により適宜偏向させて上記吹出口(7)から室内側へ吹き出させるようにした空気吹出装置であって、上記偏向羽根(10)が、その長軸方向の一端(10a)側を円弧状とするとともに該一端(10a)側から他端(10b)側に向かって次第に縮幅する略紡錘形の断面形状を有し、且つ該一端(10a)側を上記吹出口(7)寄りに位置せしめた状態で配置されるとともに該一端(10a)側を傾動中心として傾動可能とされていることを特徴とする空気吹出装置。
IPC (3件):
F24F 13/072 ,  F24F 13/06 ,  F24F 13/14
FI (3件):
F24F 13/072 A ,  F24F 13/06 D ,  F24F 13/14 B

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