特許
J-GLOBAL ID:200903011793889949

車両用油温制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-165554
公開番号(公開出願番号):特開平7-026955
出願日: 1993年07月05日
公開日(公表日): 1995年01月27日
要約:
【要約】【目的】 制御装置による電気的な制御を廃止して部品点数を減少することにより製造コストを低下させ、オイルの低温時にオイルを加熱してオイルの早期昇温を促進し、且つオイルの極高温時の油水温度差を大きくしてオイルクーラの大型化を防止することを可能にする。【構成】 オイルの油温をサーモワックスで感知してバルブにより第1通水路27と第2通水路28の開放および閉塞を行うサーモバルブ7をオイルクーラ5に内蔵した。そして、オイルの油温が低温の時は第1通水路27を開き第2通水路28を閉じてオイルクーラ5内にシリンダヘッド9のウォータジャケット11内から比較的高温の冷却水を通水するようにし、逆にオイルの油温が高温の時は第1通水路27を閉じ第2通水路28を開いてオイルクーラ5内にラジエータ4の出口から比較的低温の冷却水を通水するようにした。
請求項(抜粋):
(a)冷却水により冷却される水冷式のエンジンと、(b)このエンジンの熱を吸収した冷却水と空気とを熱交換させて冷却水を冷却するラジエータと、(c)車両を運転することにより発熱するオイルと冷却水とを熱交換させる熱交換器と、(d)前記エンジンの熱を吸収した冷却水を前記熱交換器に通水する第1通水路、および前記ラジエータで冷却された冷却水を前記熱交換器に通水する第2通水路を有する冷却水回路と、(e)前記熱交換器に流入するオイルの油温を感知する感知部を有し、この感知部で感知されたオイルの油温が低温のときに、前記第1通水路を開放し前記第2通水路を閉塞すると共に、前記感知部で感知されたオイルの油温が高温のときに、前記第1通水路を閉塞し前記第2通水路を開放する温度調整弁とを備えた車両用油温制御装置。
IPC (3件):
F01P 7/16 504 ,  F01M 5/00 ,  F01P 11/08

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