特許
J-GLOBAL ID:200903011798094812

トレイ送り制御装置、記録装置、液体噴射装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 博樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-310518
公開番号(公開出願番号):特開2005-074905
出願日: 2003年09月02日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 トレイと搬送ローラとの間でスリップを生じさせず、これによって搬送ローラの状態を常に適切に維持すること。【解決手段】 トレイを搬送する搬送駆動ローラを回転駆動するPFモータへ付与する電流値Icurを監視する。正常搬送時か異常時かを判定する為の電流値I_limit_DVDは、I_limit_DVD=I_out_ave+I_offsetDVDにより求める。I_out_aveは、トレイをセット位置に所定の速度で送った際(異常発生なし)のPFモータの電流値であり、I_offsetDVDは、トレイをセット位置に所定の速度で送った際(異常発生なし)のPFモータの電流値のばらつき、即ち負荷変動による電流値のばらつきを考慮した上で、異常発生時の電流値Icurの増加分を表す値である。トレイが何らかの障害物に衝突した場合には、これに伴って電流値Icurが増加してI_limit_DVDを上回り、これにより、トレイが正しく搬送されていないと判定することができる。【選択図】図7
請求項(抜粋):
被搬送媒体をニップし且つ回転することにより、前記記録ヘッドへ前記被搬送媒体を搬送する、回転駆動される搬送駆動ローラ及び該搬送駆動ローラに圧接して従動回転する搬送従動ローラを備えて構成された搬送ローラと、 前記搬送駆動ローラを回転駆動する搬送用モータと、 被記録媒体をセット可能であるとともに、前記搬送ローラによって送り可能なプレート形状を成す、前記被搬送媒体としてのトレイと、を備えた、被記録媒体に記録を行う記録装置において、前記搬送用モータを制御することにより、前記トレイの送り制御を行うトレイ送り制御装置であって、 前記搬送駆動ローラを駆動することによって変化する物理量を監視する物理量監視手段を備え、 前記物理量の変化量をもとに、前記トレイが搬送されているか否かを判定する判定手段を有している、 ことを特徴とするトレイ送り制御装置。
IPC (2件):
B41J11/42 ,  B41J13/00
FI (4件):
B41J11/42 M ,  B41J11/42 A ,  B41J11/42 L ,  B41J13/00
Fターム (9件):
2C058GA15 ,  2C058GB01 ,  2C058GB14 ,  2C058GB29 ,  2C058GE01 ,  2C059AA17 ,  2C059AA26 ,  2C059AA49 ,  2C059AA71
引用特許:
出願人引用 (1件)

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