特許
J-GLOBAL ID:200903011800889577

熱可塑性ポリウレタンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-097196
公開番号(公開出願番号):特開平5-271370
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】【構成】 多価高分子化合物、多価有機イソシアネートおよび多価低分子化合物からプレポリマー法で熱可塑性ポリウレタンを連続的に製造する。多価高分子化合物と多価有機イソシアネートとのプレポリマー化反応を、動的撹拌翼による撹拌下における第一段階の反応工程と、静止型撹拌機による混練条件下における第二段階の反応工程とで行う。プレポリマーと多価低分子化合物との反応を押し出し機中で溶融条件下で行う。【効果】 異物の混入の少ない高品質の熱可塑性ポリウレタンを、長期に亘って安定な状態で連続的に製造することができる。
請求項(抜粋):
分子内に活性水素原子を含有する分子量500以上の多価高分子化合物(A)を多価有機イソシアネート(B)と反応させてプレポリマーを得、次いで該プレポリマーを分子内に活性水素原子を含有する分子量500未満の多価低分子化合物(C)と反応させることにより連続的に熱可塑性ポリウレタンを製造するに際し、(1)上記高分子化合物(A)と上記有機イソシアネート(B)との反応を、該高分子化合物(A)と該有機イソシアネート(B)とを動的撹拌翼による撹拌下に活性水素原子の20〜90モル%が消費されるまで反応させて反応混合物を得ることからなる第一段階の反応工程と、次いで該反応混合物を静止型撹拌機による混練条件下に活性水素原子が10モル%以上消費され、かつ活性水素原子の残存割合が40モル%以下となるまで反応させて上記プレポリマーを得ることからなる第二段階の反応工程で行い、かつ(2)該プレポリマーと上記低分子化合物(C)との反応を押し出し機により溶融条件下で行うことを特徴とする熱可塑性ポリウレタンの製造方法。

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