特許
J-GLOBAL ID:200903011801038775

転がり案内装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 成瀬 勝夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-108448
公開番号(公開出願番号):特開平8-303460
出願日: 1995年05月02日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】ボールを介して案内軸に組みつけられた移動ブロックの前後両端面に一対の蓋体を固定し、かかる蓋体を用いて案内軸のボール転走面からボールを掬い挙げると共に移動ブロックのボール戻し孔に送り込む転がり案内装置において、蓋体のボールに対する耐磨耗性や強度を損なうことなく、ボールの無限循環運動に伴うボール衝突音の発生及びその外部への伝播を可及的に防止し、静粛性に優れた転がり案内装置を提供する。【構成】第一の樹脂からなる密閉された外殻層8の内部に第二の樹脂からなるコア層9を充填して所定の形状の蓋体5を成形し、上記第一の樹脂として耐磨耗性を備えたものを用いる一方、第二の樹脂として吸音性を備えたものを用いたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
ボールの転走面を有する案内軸と、上記ボールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷転走面に対応するボール戻し孔を有し、上記ボールの転動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に固定され、上記案内軸の転走面から掬い上げたボールを上記ボール戻し孔に向けて円弧状に案内するボールの方向転換路を備えた一対の蓋体とから構成される転がり案内装置において、上記蓋体は、第一の樹脂からなる密閉された外殻層の内部に第二の樹脂からなるコア層を充填して所定の形状に成形され、上記第一の樹脂が耐磨耗性を備える一方、第二の樹脂が吸音性を備えていることを特徴とする転がり案内装置。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-092318

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