特許
J-GLOBAL ID:200903011804381152

位相同期ループ回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-271167
公開番号(公開出願番号):特開平10-126261
出願日: 1996年10月14日
公開日(公表日): 1998年05月15日
要約:
【要約】【目的】 位相同期ループ回路における発振周波数を低くし、低価格化する。【構成】 位相比較器10による比較で、入力信号Sinと帰還信号Srの位相差が求められ、ループフィルタ20により、その位相差に対応する制御信号S20が生成される。多相電圧制御発振器30は、制御信号S20に基づいた発振を行い、この発振周波数を持ち互いに位相の異なる複数の周波数信号S37〜S39を発生する。論理回路が信号S37〜S39の論理を求め、多相電圧制御発振器30の発振周波数よりも周波数の高い出力信号S40を生成する。分周器50が、この信号S40と同じ周波数の帰還信号Srを生成して位相比較器10へ帰還する。
請求項(抜粋):
入力信号と帰還信号とを比較しそれらの位相差を検出する位相比較器と、前記位相比較器に接続され、前記検出位相差を電流または電圧で示す制御信号を生成するループフィルタと、前記ループフィルタに接続され、前記制御信号に基づいた周波数で発振し、該周波数をそれぞれ持ち互いに位相の異なる複数の周波数信号を発生する多相発振手段と、前記多相発振手段に接続され、前記複数の周波数信号の論理を求めることによって該各周波数信号よりも周波数の高い出力信号を生成する論理回路と、前記出力信号を前記帰還信号として前記位相比較器へ帰還するかまたは該出力信号と同じ周波数を持つ信号を生成して前記帰還信号として前記位相比較器へ帰還する帰還回路とを、備えたことを特徴とする位相同期ループ回路。

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