特許
J-GLOBAL ID:200903011804976083
固定子コイルの成形方法と成形装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-106302
公開番号(公開出願番号):特開平5-304748
出願日: 1992年04月24日
公開日(公表日): 1993年11月16日
要約:
【要約】【構成】 仕上げ成形時に固定子鉄心を他の装置に移し替えることなく余分な労力を省くと共に、挿着された固定子コイルの成形時における移動や成形を終えたコイル形状の変形による余分な修復労力を省き得る固定子コイルの成形方法とその装置を提供する。【効果】 成形ブレードの形状及び先細テーパ状のガイド部の案内軸方向円筒面を固定子鉄心に対応すべくある長さ、例えば50〜100mmに設定することにより、前記成形ブレードに対応する固定子鉄心のスロットに固定子コイルが挿着されたときには、前記成形ブレードの形状及び先細テーパ状のガイド部により、固定子コイルの両コイルエンド部を拡開部材に対応させて拡張し得るように構成することにより、固定子鉄心をコア受台に載せたままで、両コイルエンド部の中間成形から仕上げ成形まで行なうことが出来る。
請求項(抜粋):
回転電機の固定子鉄心のスロットに収納したコイルで鉄心の両端部に突出するコイルエンドを、コイル成形治具によって一定の開き形状にする固定子コイルの成形方法において、前記固定子鉄心を積載保持するコア受台又はコイル成形治具のいずれか一方を移動し、他方のコイルエンド内周に胴部付ガイドの先端を当接させると共に一方のコイルエンドを拡開部材で被嵌させた第1次成形位置でシリンダの進退動作により前記拡開部材を放射状に拡開させて一方のコイルエンドを内径から拡開成形し、前記コア受台又はコイル成形治具のいずれか一方を移動して第2次成形位置で他方のコイルエンドを拡張片に被嵌させ一方のコイルエンドを成形ブレートで被嵌しシリンダの進退動作により前記拡開部材を放射状に拡開させて他方のコイルエンドを内径から拡開成形することを特徴とする固定子コイルの成形方法。
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