特許
J-GLOBAL ID:200903011809442842

安全弁を備える密閉型蓄電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 豊栖 康弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-090551
公開番号(公開出願番号):特開平10-284037
出願日: 1997年04月09日
公開日(公表日): 1998年10月23日
要約:
【要約】【課題】 開弁した安全弁の熱溶融物等に起因する詰まりを解消して、ガスを速やかに排出して、安心して安全に使用する。【解決手段】 密閉型蓄電池は、電池ケース5の内圧が設定圧よりも高くなると開弁する安全弁2を内蔵する封口板1を備える。封口板1は、外装缶7の開口部を閉塞する本体プレート部1Aと電極キャップ1Bとからなる。封口板1には、本体プレート部1Aに開口されている弁孔1aを閉塞する弁体4が内蔵されている。弁体4は、電池の内圧が設定圧力よりも低いときに弁孔1aを閉塞し、電池の内圧が設定圧力よりも高くなると弁孔1aを開弁する。電極キャップ1Bは、異常な圧力の気体で破断される肉薄ライン部11と、弁孔1aを通過して流入される気体を排出する排出口3が設けられている。排出口3は、肉薄ライン部11に連結して設けられており、これらを切り離し部分として電極キャップ1Bを破断させる。
請求項(抜粋):
電池ケース(5)の内圧が設定圧よりも高くなると開弁する安全弁(2)を内蔵する封口板(1)を備え、安全弁(2)を内蔵する封口板(1)は、外装缶(7)の開口部を閉塞する本体プレート部(1A)と、この本体プレート部(1A)の上面に固定されている電極キャップ(1B)とからなり、封口板(1)の電極キャップ(1B)と本体プレート部(1A)との間には、本体プレート部(1A)に開口されている弁孔(1a)を閉塞する弁体(4)が内蔵されており、弁体(4)は、電池の内圧が設定圧力よりも低いときに弁孔(1a)を閉塞し、電池の内圧が設定圧力よりも高くなると、弁孔(1a)を開弁するように構成され、さらに、電極キャップ(1B)には、弁孔(1a)を通過した異常な圧力の気体で破断される肉薄ライン部(11)と、弁孔(1a)を通過して電極キャップ(1B)に流入される気体を排出する排出口(3)が設けられてなる安全弁を備える密閉型蓄電池において、電極キャップ(1B)には、肉薄ライン部(11)に連結して排出口(3)が設けられており、弁孔(1a)を通過した異常な圧力の気体が、排出口(3)と肉薄ライン部(11)を切り離し部分として電極キャップ(1B)を破断させるように構成されることを特徴とする安全弁を備える密閉型蓄電池。
IPC (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 ,  H01M 10/34
FI (3件):
H01M 2/12 101 ,  H01M 2/34 A ,  H01M 10/34

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