特許
J-GLOBAL ID:200903011810674374

ビーム整形素子、並びにそのような素子を有する放射源及び光学走査ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 沢田 雅男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-352997
公開番号(公開出願番号):特開平6-294940
出願日: 1993年12月29日
公開日(公表日): 1994年10月21日
要約:
【要約】【目的】 放射源からの楕円断面のビームを円形断面のビームに変換するに適したビーム整形素子であって、照射源との相対位置が厳格でなくてもよく、且つ周囲環境のパラメータ変化の影響を受けることが少ないビーム整形素子を提供する。【構成】 ダイオードレーザ(1)からの楕円断面を持つビーム(5、6、7、8)を円形断面を持つビーム(15)に変換するビーム整形素子(10)が提供される。この素子(10)は円柱状入力面(12)とトロイダル状出力面(13)とを有すると共に、ダイオードレーザ(1)に接近して配置することができるので、焦点ずれによる波面のずれの問題は低減される。
請求項(抜粋):
入力面と、これに対して反対側に位置する出力面と、直交座標系の3軸XYZのZ軸に一致する光学軸とを有し、上記座標系のYZ面における第1の開口角とXZ面におけるこれより小さな第2の開口角とが第1の比をなすようなビームを、これら開口角が上記比より小さな第2の比をなすビームに変換するようなビーム整形素子であって、上記両面において異なる角倍率を実現しているようなビーム整形素子において、前記入力面は、中央部に前記Y軸に平行な軸を持つ略円柱状の部分を備えると共に、n2及びn1を各々当該素子の材料の屈折率及び当該素子の周囲の媒体の屈折率とした場合、前記YZ面においてはn1/n2なる角度減少を行う一方、前記XZ面においてはn2/n1なる角倍率を有し、前記出力面は前記XZ面における曲率半径が前記YZ面における曲率半径よりも大きなトロイダル状表面である、ことを特徴とするビーム整形素子。
IPC (5件):
G02B 27/00 ,  B41J 2/44 ,  G02B 26/10 ,  G03B 27/54 ,  G11B 7/135

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