特許

J-GLOBAL ID：200903011813749510

熱定着用トナー組成物及びその製造方法及び画像形成方法

発明者： 冨田 和史 ,  松井 出
出願人/特許権者： 富士ゼロックス株式会社
代理人 (1件)： 渡部 剛 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-350505
公開番号（公開出願番号）：特開平10-186724
出願日： 1996年12月27日
公開日（公表日）： 1998年07月14日
要約：

【要約】【課題】 低温で定着し、定着工程のエネルギー消費を低減でき、また定着機にオフセットし難く、定着ラチチュードの広いトナー組成物、その製造方法およびそれを用いた画像形成方法を提供する。【解決手段】 熱定着用トナー組成物は、結着樹脂と着色剤とを含有するトナー粒子を含むものであって、結着樹脂が、常温での硬さがデュロメーターD硬さ20以上、融点が40°C〜120°Cであり、溶融粘度102 Pa・s〜106 Pa・sの範囲にゴム状領域を有し、下記式(1)で示されるモノマーとエチレンまたはプロピレンとの共重合体よりなる結晶性樹脂を主成分とし、トナー粒子表面に加水分解処理を施すことによって形成されたカルボキシル基またはヒドロキシル基が存在する。CH2 =C(R1 )(X-R2 ) (1)(R1 は水素原子または炭素原子数1〜3のアルキル基を示し、Xは-COO-または-OCO-を示し、R2 は炭素原子数1〜8のアルキル基を示す。)

請求項（抜粋）：

結着樹脂と着色剤とを含むトナー粒子を含有する熱定着用トナー組成物において、該結着樹脂が、常温での硬さがデュロメーターD硬さ20以上、融点が40°C〜120°Cであり、溶融粘度102 Pa・s〜106 Pa・sの範囲にゴム状領域を有し、下記式(1)で示されるモノマーとエチレンまたはプロピレンを単量体成分として含有する共重合体よりなる結晶性樹脂を主成分としてなり、トナー粒子表面にカルボキシル基またはヒドロキシル基を含有する結晶性樹脂が存在することを特徴とする熱定着用トナー組成物。CH2 =C(R1 )(X-R2 ) (1)(式中、R1 は水素原子または炭素原子数1〜3のアルキル基を示し、Xは-COO-または-OCO-を示し、R2 は炭素原子数1〜8のアルキル基を示す。)

IPC (2件)：

G03G 9/087 ,  G03G 15/08 507

FI (3件)：

G03G 9/08 321 ,  G03G 15/08 507 L ,  G03G 9/08 381