特許
J-GLOBAL ID:200903011821220812

ブラシレスモータの制御方法および制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250409
公開番号(公開出願番号):特開平7-107777
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月21日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、始動トルクが不明である場合においても常に滑らかな始動を実現するようにしている。【構成】 制御回路15は、固定子巻線13u,13v,13wのうちの全ての相ではない任意の相の固定子巻線に通電し且つその印加電圧を上げてゆき、そして、非通電相の固定子巻線の端子電圧(電気量)の変化を検出することによって、モータの回転を検出する。このときの印加電圧での強制通電タイミングに基づいて転流を行ない、且つ、その後位置検出信号が得られた後は、この位置検出信号に基づく通常通電タイミングにより転流するように出力回路12を制御するから、モータの始動を常に滑らかとすることができる。
請求項(抜粋):
複数相を有するブラシレスモータの始動時に、固定子巻線のうちの全ての相ではない任意の相の固定子巻線に通電し、且つその印加電圧を徐々に上昇させ、前記固定子巻線のうちの非通電相の電気量変化を検出し、電気量変化が検出されたときには、この時の印加電圧を基にした強制通電タイミングにより前記固定子巻線の全相に転流し、前記固定子巻線で端子電圧が検出されたときには、前記強制通電タイミングによる転流を中止し、前記端子電圧と基準電圧との比較による位置検出信号に基づいて得られる通常通電タイミングで転流を行なうことを特徴とするブラシレスモータの制御方法。

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