特許
J-GLOBAL ID:200903011821903561

風呂装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 坂上 好博 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-317917
公開番号(公開出願番号):特開平11-148712
出願日: 1997年11月19日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 基準水位の誤検出を防止できる風呂装置を提供する。【解決手段】 風呂装置の基準水位決定部201は、湯水量制御部203と、記憶部205と、比較部207と、変更部209とを備え、記憶部205が水流スイッチ117がオンになったことでその第1の水位検出値H0’を記憶し、湯水量制御部203がさらに所定の湯水(20L)を供給するようにバルブを制御した後、水位センサ111が第2の水位検出値H20を検出し、比較部207が第1の水位検出値H0’と第2の水位検出値H20とを比較し、第2の水位検出値H20が第1の水位検出値H0より大きくなるまで変更部209が第1の水位検出値H0’を第2の水位検出値H20の値に変更する。そして、大きくなった場合の第1の水位検出値H0’を基準水位H0として決定する。
請求項(抜粋):
吐出口及び吸引口で浴槽に接続する循環路と、前記吐出口又は前記吸引口から湯水を前記浴槽に供給する湯水供給手段と、前記湯水供給手段によって供給された前記浴槽の湯水を前記循環路内で循環させるために、前記吸引口から前記循環路内に流れ込む湯水を前記吐出口に向けて送り出す循環ポンプと、前記吸引口から前記循環路内に流れ込んだ湯水が前記循環ポンプによって前記吐出口に向けて送り出されて流れることを検知する水流検知手段と、前記浴槽内の水圧により水位を検知する水位検知手段と、設定水位までの湯張を行うために基準とされる基準水位を決定する基準水位決定手段とを備えた風呂装置であって、前記基準水位決定手段は、前記湯水供給手段が所定量の湯水を供給して前記水流検知手段が水流を検知したときに、前記水位検知手段が検知した第1の水位検出値を記憶する記憶手段と、前記記憶手段が記憶した第1の水位検出値と、前記湯水供給手段がさらに所定量の湯水を供給した後に前記水位検知手段が検知した第2の水位検出値との大小を比較する比較手段と、前記比較手段が、前記第2の水位検出値が前記第1の水位検出値と等しいか若しくはそれ以下であると判定した場合には、前記第2の水位検出値を第1の水位検出値に変更して前記記憶手段に記憶させる変更手段とを備え、前記比較手段による処理を繰り返した結果、前記第2の水位検出値が前記第1の水位検出値よりも大きな値になったときの前記第1の水位検出値を基準水位として決定する、風呂装置。

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