特許
J-GLOBAL ID:200903011831714252

有機化学物質の増進された酸化

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 倉内 基弘 ,  風間 弘志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-006411
公開番号(公開出願番号):特開2005-161313
出願日: 2005年01月13日
公開日(公表日): 2005年06月23日
要約:
【課題】 有機化学物質を製造するための増進された系及び装置を提供する。 【解決手段】 LOR系を、ドラフトチューブを通るガス気泡の循環を最少にし、それにより中での望まないキャビテーションを防ぐように改正する。蒸発冷却は、直接接触冷却技術において存在するより多量の蒸気を反応装置内に必要とし、これより酸化生成物或は副生物の一部が固相である純或は純に近い酸素を用いた有機化学物質酸化反応において有利に採用することができる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
(1)有機収着剤中に存在する酸化すべき有機化学物質を含有する液体を収容するための反応装置容器、該液体はオーバーヘッド気相との気-液界面を有し、該反応装置容器は有機化学物質を酸化する間に発生される反応の熱を除くための直接接触機械的冷却手段を中に位置させて収容せず;(2)液循環流れパターンを反応装置容器内に保つためのインペラー手段;(3)パージ酸素又は富酸素ガスを直接液体の中に注入するための注入手段;及び(4)蒸発された有機物質及び水蒸気の気泡をオーバーヘッド気相から取り出すためのベント手段を含む、液体中に存在する有機化学物質を、酸素をオーバーヘッド気相に認め得る程に損失しないで酸化するための系であって、 該注入手段を、パージ酸素又は酸素富化ガスを直接液体中に該インペラー手段によって生成される高剪断の乱流場内の注入点で注入するように位置させ、該インペラー手段は、中空ドラフトチューブ内に位置させた軸方向流れ下方向輸送インペラー手段を含み、該酸素注入点は、中空ドラフトチューブ内の該軸方向流れ下方向輸送インペラー手段の下であり、それで液の中に小さい気泡として注入されて分散された酸素の少なくとも90%が迅速に消費され、注入された酸素の残留するほんのわずかの未溶解部分が、有機物質及び水蒸気の気泡と共に反応容器内を上方向にオーバーヘッド気相に通り、有機化学物質の酸化による反応の熱は、液体中に存在する有機物質及び水の蒸発冷却によって除かれ、蒸発された有機物質及び水の蒸気、それに伴う注入された酸素の残留するわずかの未溶解部分の気泡は、液体内を反応装置容器の上部部分における静止した域を通って上方向に上昇して気-液界面に及びオーバーヘッド気相に至るようにし、それによって注入された酸素及び酸化すべき有機化学物質を、直接接触機械的冷却手段を持たない反応装置容器において酸素の迅速な消費並びに有機物質及び水の蒸発を促進する混合条件下で混合し、酸素を少量だけオーバーヘッド気相に通すことができることを特徴とする系。
IPC (6件):
B01F3/04 ,  B01F7/16 ,  B01F7/24 ,  B01J10/00 ,  C07C51/265 ,  C07C63/26
FI (6件):
B01F3/04 B ,  B01F7/16 K ,  B01F7/24 ,  B01J10/00 104 ,  C07C51/265 ,  C07C63/26 E
Fターム (26件):
4G035AB10 ,  4G035AB24 ,  4G035AE09 ,  4G035AE13 ,  4G075AA14 ,  4G075AA62 ,  4G075AA63 ,  4G075BB03 ,  4G075BB04 ,  4G075BD03 ,  4G075BD10 ,  4G075BD15 ,  4G075CA54 ,  4G075CA57 ,  4G075CA63 ,  4G075EC11 ,  4G078AA02 ,  4G078AA15 ,  4G078AB11 ,  4G078BA05 ,  4G078CA06 ,  4G078DA09 ,  4G078EA10 ,  4H006AA02 ,  4H006AA04 ,  4H006AC46
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 米国特許第4,900,480号明細書
審査官引用 (4件)
  • 特開平4-354531
  • 有機化学物質の増進された酸化
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-135767   出願人:プラクスエア・テクノロジー・インコーポレイテッド
  • 特開昭58-052243
全件表示

前のページに戻る