特許
J-GLOBAL ID:200903011831949799

表皮張り中空成形品

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-214079
公開番号(公開出願番号):特開平9-039079
出願日: 1995年07月31日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【目的】 中空成形品の表面に張る表皮を、表皮シートの裏面側に繊維シートを接着剤で接着したものとすることにより、パネルのブロー成形時にその表面の樹脂を装飾布の繊維シートの目の間に入り込ませるとともに、パリソンと表皮との間に残る空気を繊維シートの目の中に分散吸収させて、成形品の表面に表皮が強力に貼着され、かつ表皮の外観性が良好な表皮張り中空成形品を得る。【構成】 熱可塑性プラスチックをブロー成形してなる中空構造のパネル1の表面に張り付ける表皮5は、引張弾性率が3000〜12000Kg/cm2のポリプロピレンあるいはPETのフィルムからなる表皮シート7である。表皮シート7の裏面側に編物あるいは不織布からなる繊維シート8を接着剤層9で接着する。パネル1のブロー成形時にその表面の樹脂が表皮の繊維シート8の目の間に入り込んでパネル1の表面に表皮が貼着された構造とする。
請求項(抜粋):
熱可塑性プラスチックをブロー成形してなる中空構造の中空体の表面に表皮を張り付けた表皮張り中空成形品において、中空体の表面に張り付ける表皮は、引張弾性率が3000〜12000Kg/cm2のポリプロピレンあるいはPETのフィルムからなる表皮シートで、その裏面側に編物あるいは不織布からなる繊維シートを接着剤で接着したものであり、中空体のブロー成形時にその表面の樹脂が表皮の裏面に接着した繊維シートの目の間に入り込んで中空体の表面に表皮が貼着された構造をなしており、表皮シートの厚みは30μm〜1mmであり、繊維シートの厚みは0.2mm〜1mmであることを特徴とする表皮張り中空成形品。
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 特開昭62-255117
  • 特開昭62-255117
  • 特開昭62-255117
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