特許
J-GLOBAL ID:200903011838693870

掘削用泥水の品質管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 仁士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-353997
公開番号(公開出願番号):特開平6-185046
出願日: 1992年12月15日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 複雑な施工条件に適格に対応すべく、掘削土の種類や海水の混入あるいは種々の原因によるセメントの混入に影響されることなく泥水品質の劣化を防止し、更には高比重・大容量の泥水の迅速な調整を可能とする自動化された効率のよい掘削用泥水の品質管理システムを提供すること。【構成】 掘削用泥水の比重及び泥水中の分散剤の濃度をシステムの制御量として取扱い、かつこれらの制御量をそれぞれの管理目標値と比較して調節する制御システムであって、制御部において、分散剤濃度及び泥水の比重の検出部、管理目標値設定部、比較調節部及び操作部としての補充装置よりなること。
請求項(抜粋):
掘削用泥水を用いて地盤を掘削する掘削工事において、分散剤が添加された泥水を対象に、この分散剤の濃度を分析してその濃度が所定の適正範囲に維持されるよう調整管理することにより、泥水品質の劣化を防止する泥水の品質管理システムにおいて、前記掘削用泥水の比重及び該泥水中の分散剤の濃度をシステムの制御量として取扱い、かつこれらの制御量をそれぞれの管理目標値と比較して調節する制御システムであって、分散剤濃度の管理目標値を泥水比重に応じて設定するための設定手段と、泥水循環系を輸送される泥水の比重及び分散剤濃度を検出するための測定手段と、分散剤濃度について測定値と管理目標値との比較により、掘削土の種類・セメントの混入度合・海水の混入度合等に対応して消耗する分散剤の消費量を求める演算処理手段と、前記消費量に相当する分散剤を循環中の泥水に補充して泥水の劣化を防止するための制御手段と、泥水比重について測定値と管理目標値との比較により、水供給装置・微粒分離装置・泥水作製供給装置等を介して泥水比重を管理目標値に追従させるための制御手段と、を少なくとも備えてなることを特徴とする掘削用泥水の品質管理システム。
IPC (2件):
E02D 5/18 ,  C09K 7/00

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