特許
J-GLOBAL ID:200903011839273050

デファレンシャル装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須藤 雄一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-155166
公開番号(公開出願番号):特開2004-353824
出願日: 2003年05月30日
公開日(公表日): 2004年12月16日
要約:
【課題】トルク感応型リミットスリップデフの高速回転時における差動制限力の増大を可能とし、全体的な大型化を抑制することも可能とする。【解決手段】デフケース3とサイドギヤ5,7との間に、サイドギヤ5,7,ピニオンギヤ9の噛み合い反力でサイドギヤ5,7が移動して摩擦係合する摩擦係合面21,23,45,47を設け、サイドギヤ5,7の対向側にそれぞれ設けられサイドギヤ5,7と共に回転軸芯に沿った方向へ移動可能な一対の可動部材67,69を設け、デフケース3の回転による遠心力で移動するウエイト95,96を設け、ウエイト95,96の移動力を変換し一対の可動部材67,69に回転軸芯に沿って相互に離間する方向へ付与するカム面81,83を設け、可動部材67,69へのウエイト95,96の移動力の変換付与によって摩擦係合面21,23,45,47を働かせることを特徴とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
回転自在に支持される第1回転部材と、 前記第1回転部材内に、相対回転自在に支持され回転軸芯に沿った方向に対向する一対の第2回転部材と、 前記第1回転部材に回転自在に支持され前記各第2回転部材を噛み合い結合して前記第1回転部材と前記各第2回転部材とを連動回転させると共に第2回転部材間の相対回転を許容する第3回転部材とを備え、 前記第1回転部材と前記各第2回転部材の少なくとも一方との間に、前記第2,第3回転部材の噛み合い反力で該第2回転部材が移動して摩擦係合され第2回転部材の差動回転を制限する摩擦係合部を設け、 前記第2回転部材相互の対向側にそれぞれ設けられ該第2回転部材と共に回転軸芯に沿った方向へ移動可能な一対の可動部材を設け、 前記第1回転部材の回転による遠心力で移動するウエイトを設け、 前記ウエイトの移動力を変換し前記一対の可動部材に回転軸芯に沿って相互に離間する方向へ付与する連動手段を設け、 前記可動部材へのウエイトの移動力の変換付与によって前記摩擦係合部を働かせることを特徴とするデファレンシャル装置。
IPC (2件):
F16H48/22 ,  F16H53/00
FI (2件):
F16H48/22 B ,  F16H53/00
Fターム (15件):
3J027FA36 ,  3J027FB02 ,  3J027HA01 ,  3J027HB07 ,  3J027HB16 ,  3J027HC02 ,  3J027HC23 ,  3J027HD01 ,  3J027HE01 ,  3J027HF06 ,  3J027HF08 ,  3J027HG04 ,  3J030EA02 ,  3J030EC04 ,  3J030EC06

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