特許
J-GLOBAL ID:200903011839855220

送風機の羽根車

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-239625
公開番号(公開出願番号):特開平5-079496
出願日: 1991年09月19日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】【目的】 換気扇やエアコン等に用いられる送風機の羽根車に関して、その空力騒音を極限まで低くすることが出来る羽根車を得ることを目的とする。【構成】 羽根の3次元形状を定める吸込方向前傾角δzの値を12.5°〜32.5°、ボス部傾斜角αの値を15°〜35°、羽根先端部回転方向前進角δθtの値を25°〜40°としたことを特徴とする送風機の羽根車。
請求項(抜粋):
回転軸を中心とする半径Rの円筒面で羽根車を切断したときの断面における翼弦線中心点PR と、羽根チップ半径Rtの35%の半径R0 を仮想的なボス部として設定して、この半径R0 の円筒面で切断したときの断面における翼弦線中心点P0 を通り上記回転軸と直交する平面Sc との距離をLsとしたとき、気流の吸込側を正方向とした座標系において上記翼弦線中心点PR を上記Sc平面に対して常に正方向に位置させ、δz=tan-1(Ls/(R-R0 ))(δz:吸込方向前傾角)で表現できるδzの値をδz=12.5°〜32.5°とし、かつ、実際のボス部を吸込側ほど小さい円の円錐台形とし、その回転軸方向傾斜角αの値をα=15°〜35°とし、かつ、上記回転軸と直交する平面に羽根車を投影したときの投影面において、上記羽根の仮想的ボス部を半径R0 の円筒面で切断したときの断面における翼弦線中心点をP0 ’とし、上記回転軸を原点Oとして、上記O点とP0 ’点とを結ぶ直線をX軸とした座標系で、上記羽根を半径Rの円筒面で切断したときの翼弦線中心点をPR ’として、直線PR ’-Oと上記X軸とのなす角をδθ(δθ:回転方向前進角)とした場合、δθの半径方向分布を、δθ=δθt×(R-R0 )/(Rt-R0 )で与え、δθt=25°〜40°としたことを特徴とする送風機の羽根車。
IPC (2件):
F04D 29/38 ,  F04D 29/32

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