特許
J-GLOBAL ID:200903011844354824

呼吸量測定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 勇作
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-177436
公開番号(公開出願番号):特開平7-008472
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1995年01月13日
要約:
【要約】【目的】 差圧検出手段2の温度変化や、傾斜及び加速度が加わったときでも呼吸量を精度良く測定することが可能な呼吸量測定装置を提供する。【構成】 生体に装着して呼気及び吸気を測定するマスク3の、吸気用の片方向弁4aに接続された差圧発生手段1によって、差圧を発生させ、その差圧を差圧検出手段2によって電圧出力Viに変換し、該電圧出力Viによって、呼吸量演算手段5が一呼吸の吸気量Voutを演算して出力する。そして、差圧検出手段2の温度変化や、傾斜及び加速度による変化などがあった場合には、呼吸パターンの観測結果である一呼吸の開始時点での出力電圧V1と終了時点での出力電圧V2の中間点を用いて前記一呼吸の吸気量を演算することによって、補正された正確な演算値として出力する。
請求項(抜粋):
生体に装着して、呼気及び吸気を検出するマスクに、呼気時に開く片方向弁及び吸気時に開く片方向弁を設けて、呼吸パターンにおける吸気時の差圧を検出することによって生体の呼吸量を測定する呼吸量測定装置において、前記吸気時片方向弁に接続し、吸気流量によって差圧を発生する差圧発生手段と、前記差圧発生手段によって発生された差圧を検出し、あらかじめ流量と対比された電圧を出力する差圧検出手段と、前記差圧検出手段からの電圧出力によって呼吸量を演算し、その呼吸量演算値を呼吸量として出力すべき呼吸量演算手段と、前記差圧検出手段の電圧出力のうち呼吸流量が零のときの電圧レベルが、差圧検出手段の温度変化や傾斜及び加速度などによって変化があった場合に、前記呼吸パターンの零電圧レベルを吸気量演算値から減算するように補正し、その補正差電圧を積算して出力する呼吸量補正手段と、を具備することを特徴とする呼吸量測定装置。

前のページに戻る