特許
J-GLOBAL ID:200903011850514124
超音波人体センサ及びそれを有するトイレ装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-179097
公開番号(公開出願番号):特開2006-349608
出願日: 2005年06月20日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】トイレ空間のように狭く、多くの反射部材が存在する空間で複雑な反射を発生する状況でも人体の検知を容易に行える超音波人体センサに関する。【解決手段】監視空間に向け超音波を間欠的に送信し、送信に対する反射波を受信する超音波人体センサにおいて、複数のサンプリング値から構成される受信波形データのうち、人体が存在していないタイミングで得られる受信波形データを基準波形データとして記憶する基準波形記憶手段と、受信波形変換手段から順次出力される受信波形データと基準波形データとを比較して両波形データ間に差分が認められる場合に人体が存在すると判定する判定手段とを有するとともに、両波形データ間に差分が認められる場合であっても、両波形データのいずれか一方を、サンプリングの時間軸方向に所定量以下で前後させて比較すると両波形データが略一致する場合は、人体が存在しないと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
監視空間に向け、超音波を間欠的に送信すると共に、この送信に対する反射波を受信する超音波送受信手段と、
前記超音波送受信手段によって前記超音波を間欠的に送信するごとに、その反射波に対応して出力される受信信号を、所定周期で順次サンプリングしてA/D変換し、複数のサンプリング値から構成される受信波形データとする受信波形変換手段と、を備えた超音波人体センサにおいて、
前記受信波形変換手段から出力される受信波形データのうち、人体が存在していないタイミングで得られる受信波形データを基準波形データとして記憶する基準波形記憶手段と、
前記受信波形変換手段から順次出力される受信波形データと前記基準波形データとを比較した差分データに不一致が認められる場合に人体が存在すると判定し、その結果を出力する判定手段と、を有するとともに、
前記差分データに不一致が認められる場合であっても、前記受信波形データと前記基準波形データ間に、サンプリングの時間軸方向に所定値以下の時間的なズレを加えて比較すると前記差分データに不一致が認められない場合は、人体が存在しないと判定することを特徴とする超音波人体センサ。
IPC (3件):
G01V 1/00
, E03D 5/10
, E03D 9/00
FI (3件):
G01V1/00 A
, E03D5/10
, E03D9/00 Z
Fターム (7件):
2D038KA01
, 2D039AA02
, 2D039DB00
, 2D039FA06
, 2D039FC01
, 2D039FD00
, 2G005AA04
引用特許:
出願人引用 (2件)
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特開昭56-160673号公報
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超音波センサを用いた検知装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-302802
出願人:トヨタ自動車株式会社
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