特許
J-GLOBAL ID:200903011851393436

電子回路基板用CADシステムとそれに使用するコンピュータプログラム、および電子回路基板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-127259
公開番号(公開出願番号):特開2005-309874
出願日: 2004年04月22日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 ディファレンシャル配線を含む電子回路基板の設計に適したCADシステム、該CADシステムの機能をコンピュータ上にて実現するためのコンピュータプログラム、さらに、電子回路基板用CADシステムで設計したCADデータに基づいて電子回路基板の製造する方法を提供する。【解決手段】 ディファレンシャル配線を構成する配線LN1,LN2は、互いに異なる配線ネットを持つ。それら配線ネットは、ネットグループに予め登録される。1つのネットグループには、1組の配線ネットしか属さない。配線LN1,LN2は、両者の幅方向中点を作図レイヤ上に入力していくことにより、同時発生する。また、それら配線LN1,LN2は、予め設定された距離までパッドに接近した場合、パッドへの引き込み処理または作図支援処理が実行される。【選択図】 図22
請求項(抜粋):
製造するべき電子回路基板の設計データを作成するための電子回路基板用CADシステムであって、 前記電子回路基板に形成すべき導体層および絶縁層に対応する複数の作図レイヤを設定する作図レイヤ設定手段と、 前記電子回路基板を構成する基板要素のうち、作図対象として予め定められたものを作図対象要素として、それら作図対象要素の設計上の寸法、形状および配置位置を特定するためのCADデータを、前記作図レイヤ上に入力するCADデータ入力手段と、 互いに平行な部分を有する1対の配線によって構成されるディファレンシャル配線が前記CADデータ上で持つべき1組の互いに異なる配線ネットを、当該ディファレンシャル配線が前記作図対象要素として前記作図レイヤ上に入力される以前に、データベースに属性登録する処理を行なう配線ネット登録手段と、 前記配線ネット登録手段によって登録された前記ディファレンシャル配線の配線ネット同士をグループ化し、これをネットグループとしてデータベースに属性登録する処理を行なうネットグループ登録手段と、 前記ディファレンシャル配線を構成する前記作図対象要素として前記作図レイヤ上に入力された1対の平行な配線に関し、前記ネットグループを参照することに基づいて算出される配線長の差が予め設定された範囲内に収まるように、ビアパッドまたは端子パッド(単にパッドともいう)を表す前記作図対象要素に個別に接続するための引き込み処理を行なう引き込み処理実行手段と、 を備えたことを特徴とする電子回路基板用CADシステム。
IPC (1件):
G06F17/50
FI (2件):
G06F17/50 658K ,  G06F17/50 658V
Fターム (2件):
5B046AA08 ,  5B046BA06
引用特許:
出願人引用 (1件)

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