特許
J-GLOBAL ID:200903011854017613

留置針組立体および弁体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増田 達哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-290640
公開番号(公開出願番号):特開2000-116791
出願日: 1998年10月13日
公開日(公表日): 2000年04月25日
要約:
【要約】【課題】経時劣化による液漏れがない留置針組立体および弁体を提供すること。【解決手段】留置針組立体1は、中空の外針2と、外針2の基端部に設けられ、外針2内と連通する内腔部34を有する外針ハブ3と、外針2内に挿通される内針4と、内針4の基端部に設けられた内針ハブ5と、外針ハブ3の内腔部34に該内腔部34を封止するように設置された弾性膜よりなる弁体7とを有する。弁体7は、全体がほぼ漏斗形状をなし、先端に向かって先細りとなる形状の突出部72を有する。突出部72の中心には、内針4が挿通される孔73が形成されている。内針4を基端方向へ移動して抜き取ると、これに伴い、それまで先端方向に向かって突出していた突出部72は、表裏が反転し、基端方向へ向かって突出する。反転前の突出部72は、内針4の外周面に密着し、液密性を保持する。一方、反転後も自らの弾性により孔を塞ぎ、液密性を保持する。
請求項(抜粋):
中空の外針と、前記外針の基端部に設けられ、前記外針内と連通する内腔部を有する外針ハブと、前記外針内に挿通される内針と、前記内針の基端部に設けられた内針ハブと、前記外針ハブの内腔部に該内腔部を封止するように設置された弁体とを有する留置針組立体であって、前記弁体は、前記内針を挿通可能な孔を有し、反転可能な弾性膜で構成されていることを特徴とする留置針組立体。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平2-164376

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