特許
J-GLOBAL ID:200903011864028036

加熱・保温装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木下 實三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-008663
公開番号(公開出願番号):特開平10-208851
出願日: 1997年01月21日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】面状発熱体のPTC特性の制御が容易で、突入電力が小さく省エネルギー化を図って加熱・保温効率のよい加熱・保温装置を提供すること。【解決手段】電極3を被覆した電極被覆部材4が互いに離れて面状発熱抵抗シート2に取り付けられた面状発熱体1を備えている。電極被覆部材4のうち少なくとも電極の近傍はPTC特性を有するPTC層であり、発熱抵抗シート2は、PTC特性を有しないか、あるいは、立上倍率がPTC層の最大立上倍率を示す温度以下の範囲においてPTC層に比べて小さいか又は立上温度がPTC層に比べて高い正温度係数特性を有する。面状発熱体1は、その設定温度が10〜60°Cにあるとき電気抵抗値の立上を設定温度未満で3%・ deg-1未満とし、設定温度以上で3%・ deg-1以上として設定温度までの電気抵抗値上昇を緩やかにした。
請求項(抜粋):
それぞれ電極を被覆した複数の電極被覆部材が互いに所定間隔離れて面状発熱抵抗シートに取り付けられた面状発熱体を備えた加熱・保温装置であって、前記電極被覆部材のうち少なくとも電極の近傍は温度の上昇とともに電気抵抗値が増大する正温度係数特性を有するPTC層であり、前記発熱抵抗シートは、前記正温度係数特性を有しないか、あるいは、立上倍率が前記PTC層の最大立上倍率を示す温度以下の範囲において前記PTC層に比べて小さいか又は立上温度が前記PTC層に比べて高い正温度係数特性を有し、前記面状発熱体は、その設定温度が10〜60°Cの範囲にあるとき電気抵抗値の立上が前記設定温度未満では3%・ deg-1未満であり、前記設定温度以上では3%・ deg-1以上であることを特徴とする加熱・保温装置。
IPC (3件):
H05B 3/14 ,  F24D 13/02 ,  H05B 3/20 316
FI (3件):
H05B 3/14 A ,  F24D 13/02 E ,  H05B 3/20 316

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