特許
J-GLOBAL ID:200903011864232830

環状オレフィン系樹脂組成物よりなるシート状体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-204141
公開番号(公開出願番号):特開平7-053795
出願日: 1993年08月18日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】【構成】 本発明のシート状体は、サーマルメカニカルアナライザーで測定される軟化温度が10〜120°Cである特定の環状オレフィン系樹脂95〜50重量部と、23°Cにおける密度が0.92〜0.98g/cm3のエチレン系重合体5〜50重量部からなる環状オレフィン系樹脂組成物から形成されている。【効果】 このシート状体は、良好なガスバリヤー性を有すると共に、適度な引き裂き強度を有する。
請求項(抜粋):
[A] サーマルメカニカルアナライザーで測定した軟化点温度が10〜120°Cである下記[A-1]、[A-2]、[A-3]および[A-4]からなる群から選ばれる少なくとも1種の環状オレフィン系樹脂;95〜50重量部と、[B] 23°Cにおける密度が0.92〜0.98g/cm3のエチレン系重合体5〜50重量部とからなる環状オレフィン系樹脂組成物よりなることを特徴とするシート状体;[A-1] エチレンと下記式[I]または[II]で表される環状オレフィンとを共重合させて得られるエチレン・環状オレフィンランダム共重合体;【化1】...[I][ただし、上記式[I]において、nは0または1であり、mは0または正の整数であり、qは0または1であり、R1〜R18ならびにRaおよびRbは、それぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子および炭化水素基よりなる群から選ばれる原子または基を表し、この炭化水素基はハロゲンで置換されていてもよく、R15〜R18は、互いに結合して単環または多環を形成していてもよく、かつ該単環または多環が二重結合を有していてもよく、またR15とR16とで、またはR17とR18とでアルキリデン基を形成していてもよい。];【化2】...[II][ただし上記式[II]において、pおよびqは0または正の整数であり、mおよびnは0、1または2であり、R1〜R19はそれぞれ独立に、水素原子、ハロゲン原子、炭化水素基およびアルコキシ基よりなる群から選ばれる原子または基を表し、この炭化水素基はハロゲンで置換されていてもよく、R9またはR10が結合している炭素原子と、R13が結合している炭素原子またはR11が結合している炭素原子とは直接あるいは炭素数1〜3のアルキレン基を介して結合していてもよく、またn=m=0のときR15とR12またはR15とR19とは互いに結合して単環または多環の芳香族環を形成していてもよい。];[A-2] 上記式[I]または[II]で表される環状オレフィンの開環重合体または共重合体、[A-3] 上記[A-2]開環重合体または共重合体の水素化物、および[A-4] 上記[A-1]、[A-2]または[A-3]のグラフト変性物。
IPC (5件):
C08L 23/08 LCZ ,  C08J 5/18 CER ,  C08L 51/06 LLE ,  C08L 51/08 LLT ,  C08L 65/00 LNY
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (1件)

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