特許
J-GLOBAL ID:200903011866284307

色彩評価方法およびその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-151265
公開番号(公開出願番号):特開平9-329495
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】本発明は、人間が見ることを目的とした対象画像についての色彩の自動評価を、人間の色彩感覚特性に準じて行うことできるとともに、その際の評価基準の設定を容易にできる色彩評価方法およびその装置を得ることにある。【解決手段】色彩を持った標準対象画像及び評価対象画像を、撮像カメラユニット23で撮像して得た撮像画像のRGB信号を、欠陥検出装置24でL* a* b* 表色系のL* a* b* 画像信号に変換し、これら信号変換された両対象画像の対応する位置の画像信号強度の信号差に基づき評価対象画像の色彩を評価する色彩評価方法を前提とする。標準対象画像の色彩や明るさで異なる人間の色弁別感度を予め計測し、その計測結果を欠陥検出装置24の色弁別感度に対する補正データとする。このデータで前記信号差を補正して人間の色弁別感度と色彩を自動評価する装置系の色弁別感度とを近似ないしは一致させて正規化された色差を求める。
請求項(抜粋):
色彩を持った標準対象画像およびこれと比較される色彩を持った評価対象画像を、色彩画像撮像手段で撮像して得た撮像画像のRGB信号を、画像処理手段によりL* a* b* 表色系のL* a* b* 画像信号に変換し、これら信号変換された前記両対象画像の対応する位置の画像信号強度を計測して、その信号差に基づき前記評価対象画像の色彩を評価するものであって、サンプル画像の色彩や明るさによって異なる人間の色弁別感度を予め計測して、その計測による結果を前記画像処理手段での色弁別感度に対する補正データとして用い、この補正データで前記信号差を補正して正規化された色差を求め、この色差によって前記評価対象画像の色彩を評価することを特徴とする色彩評価方法。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 色彩観察用照明装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-164142   出願人:ミノルタ株式会社
  • 色画像変換装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-349664   出願人:倉敷紡績株式会社
  • 色覚検査装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-129299   出願人:山岡敬章, 山本浩輔

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