特許
J-GLOBAL ID:200903011867198110

信号変化検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-312371
公開番号(公開出願番号):特開平9-152356
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【課題】フェールセーフな出力誤り特性を備え且つ振動や衝撃等に影響されることなく入力信号の変化状態を確実に検出できる小型の信号変化検出装置を提供する。【解決手段】入力信号e1 に高周波交流信号ω2 を重畳させた信号がスイッチ素子SW1を介してコンデンサC4に入力される。入力された信号はコンデンサC4を介して増幅器12で増幅され、スイッチ素子SW1がOFFした時の入力レベルとONした時の入力レベルとの差が所定値以上の時には増幅器12の出力が飽和して入力の交流分が増幅出力に伝達されない。倍電圧整流回路13では増幅器12の出力の交流分が整流され、オフディレーC7を介した整流出力と入力信号e1 とが共に高レベルにある時フェールセーフなウィンドウ・コンパレータWC1から入力信号e1 のレベル変化なしを示す発振出力が生成される。
請求項(抜粋):
入力信号のレベルが変化状態にあるか否かを検出して変化なしの時に高レベルの出力信号を発生し変化状態にある時に低レベルの出力信号を発生する信号変化検出装置において、前記入力信号に高周波交流信号を重畳する信号発生手段と、該信号発生手段の高周波交流信号が重畳された合成信号を所定の周期でスイッチングするスイッチ手段と、該スイッチ手段のスイッチングされた出力信号を増幅し、前記スイッチ手段が開成した時の入力レベルと前記スイッチ手段が閉成した時の入力レベルとの差が所定値以上である場合に前記スイッチ手段が閉成した状態が継続する間の増幅出力が飽和する増幅手段と、前記スイッチ手段の出力と前記増幅手段の入力との間に介装された結合コンデンサと、前記増幅手段の交流増幅出力を整流する整流手段と、該整流手段の出力の立ち下がり時のレベルを一定期間高レベルに保持するレベル保持手段と、該レベル保持手段の出力信号と前記入力信号との論理積演算を行い、両信号が共に所定値以上の高レベルにある時前記入力信号のレベル変化なしを示す高レベルに相当する論理値1の出力を発生すると共に故障時には低レベルに相当する論理値0の出力を発生するフェールセーフな第1の論理積演算手段とを含んで構成したことを特徴とする信号変化検出装置。

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