特許
J-GLOBAL ID:200903011870445820

免震構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261022
公開番号(公開出願番号):特開平10-088854
出願日: 1996年10月01日
公開日(公表日): 1998年04月07日
要約:
【要約】【課題】 地震に対する免震性能、風揺れ防止、さらには、交通振動の防振の機能を備えた戸建て住宅等の軽負荷に好適な免震構造体を提供する。【解決手段】 上下の面板の間に、剛性を有した硬質板と粘弾性的性性質を有した軟質板とを、それぞれ複数個、交互に積層してなる複合積層体を備えた免震構造体であって、免震構造体の横バネ定数をKH、該免震構造体に搭載される搭載物の質量をM とした時に、 fH=(1/2 π) √(KH/M) で算出される該免震構造体の水平方向の固有振動数fHが、水平方向振幅2mm 以下の振動入力時には、0.1Hz ≦fH≦2Hz であり、粘弾性的性質を有する弾性体の100 %歪に等しい水平方向振幅の振動入力時には、0.1Hz ≦fH≦0.8Hz であり、且つ、該免震構造体のヒステリシスループを測定したときの、最大変形から剪断歪10%への戻り時における固有振動数fHが、0.9Hz ≦fHの条件を満たすことを特徴とする。
請求項(抜粋):
上下の面板の間に、剛性を有した硬質板と粘弾性的性性質を有した軟質板とを、それぞれ複数個、交互に積層してなる複合積層体を備えた免震構造体であって、該免震構造体の横バネ定数をKH、該免震構造体に搭載される搭載物の質量をMとした時に、【数1】で算出される該免震構造体の水平方向の固有振動数fHが、水平方向振幅2mm 以下の振動入力時には、0.1Hz ≦fH≦2Hz であり、前記粘弾性的性質を有する弾性体の100 %歪に等しい水平方向振幅の振動入力時には、0.1Hz ≦fH≦0.8Hz であり且つ、該免震構造体のヒステリシスループを測定したときの、最大変形から剪断歪10%量戻り時における固有振動数fHが、0.9Hz ≦fHの条件を満たす、ことを特徴とする免震構造体。
IPC (5件):
E04H 9/02 331 ,  E04B 1/36 ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02 ,  F16F 15/04
FI (6件):
E04H 9/02 331 B ,  E04B 1/36 D ,  F16F 7/12 ,  F16F 15/02 E ,  F16F 15/02 K ,  F16F 15/04 A
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭64-029541
  • 特開平1-198939
  • 免震構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-240955   出願人:株式会社ブリヂストン
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審査官引用 (9件)
  • 軽負荷用免震構造体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-203784   出願人:株式会社ブリヂストン
  • 特開昭64-029541
  • 特開平1-198939
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