特許
J-GLOBAL ID:200903011871843837
電子部品実装機のノズル位置補正方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-190440
公開番号(公開出願番号):特開平6-037495
出願日: 1992年07月17日
公開日(公表日): 1994年02月10日
要約:
【要約】【目的】 電子部品を回路基板に自動的に実装する電子部品装着機において、設備稼働中に吸着不良の発生したノズルに対し、ノズルの位置補正を人手に介さずに、また設備の稼動を止めずに行うことを目的とする。【構成】 電子部品を吸着する工程3、電子部品の下端の高さを測定する工程7、未吸着および吸着姿勢異常を検出する工程4および工程6、吸着不良率が規定の値を超えたか否かを判定する工程8R、規定の値を超えた場合にノズルを撮像してその下端位置を求める工程35,36,37、その結果をもとに部品供給テーブルの位置を補正する工程11R、同様に基板テーブルの位置を補正する工程2Rからなる方法により、吸着不良の発生したノズルの位置を自動的に補正できる。
請求項(抜粋):
電子部品を下端に吸着して移動可能なノズルと、電子部品をノズルに供給する部品供給部と、複数の前記部品供給部を一列に並べて搭載するとともにその並設方向に移動可能な部品供給テーブルと、電子部品の実装対象となる回路基板を水平に支持してかつ任意位置に移動可能な基板テーブルと、発光部と受光部の間に前記ノズルを通過させることにより吸着した電子部品を含む前記ノズルの下端の高さを測定する測定手段と、前記ノズルおよび前記ノズルに吸着された電子部品を下方より撮像する撮像部と、前記撮像部の撮像結果をもとに前記ノズルおよび前記ノズルに吸着された電子部品の位置および面積を求める画像処理部と、数値演算機能を持つ演算部と、前記部品供給テーブルおよび前記基板テーブルの位置決めを行う位置決め制御部とを備えた電子部品実装機のノズル位置を補正する方法であって、前記ノズルが電子部品を前記部品供給部から吸着する工程と、前記測定手段によって吸着した電子部品を含む前記ノズルの下端の高さを測定する工程と、前記演算部が前記測定手段の測定値と正常なノズルの下端の高さを比較し電子部品の未吸着を検出する工程と、前記演算部が前記測定手段の測定値と正常なノズルが電子部品を正常に吸着したときの高さとを比較して電子部品の吸着姿勢の異常を検出する工程と、前記演算部が未吸着および吸着姿勢の異常の回数を計数して吸着不良率が規定の値を超えたか否かを判定する工程と、前記吸着不良率が規定の値を超えたときはノズル下端の部品を破棄して再度そのノズルを前記撮像部において撮像するとともに前記画像処理部によりそのノズルの下端位置を求める工程と、求めた前記ノズルの下端位置をもとにそのノズルが電子部品の中心を吸着するように前記位置決め制御部が前記部品供給テーブルの位置を補正する工程と、求めた前記ノズルの下端位置をもとに回路基板に対する電子部品の装着を規定の位置に行うように前記位置決め制御部が前記基板テーブルの位置を補正する工程とを有する電子部品実装機のノズル位置補正方法。
IPC (4件):
H05K 13/04
, B23P 21/00 305
, G06F 15/62 405
, H04N 7/18
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