特許
J-GLOBAL ID:200903011872006114

含フッ素ジビニル化合物および、その製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-297403
公開番号(公開出願番号):特開2005-068044
出願日: 2003年08月21日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】両末端に反応性の異なるペルフルオロビニル基を有する化合物を、入手容易な化合物から短工程で製造する方法を提供する。【解決手段】入手容易な式1-1で表される化合物より、式1で表される化合物を得て、ハロゲン化、フッ素化、脱ハロゲン化を順に行い、式4で表される化合物を製造する。 CH2=CH(CH2)mCR1R2(CH2)nOH・・・式1-1 CH2=CH(CH2)mCR1R2(CH2)nOCF=CF2・・・式1 CF2=CF(CF2)mCRF1RF2(CF2)nOCF=CF2・・・式4 ただし、式中のR1、R2はHまたはC1〜5のアルキル基またはC1〜5のアルコキシル基等、RF1、RF2はC1〜5のポリフルオロアルキル基またはC1〜5のポリフルオロアルコキシル基等。m、nは0〜3の整数。Z1、Z2、Z3およびZ4は、Cl、Br、またはI。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下式1で表される化合物をフッ素化剤以外のハロゲン化剤を用いてハロゲン化せしめて下式2で表される化合物を得て、つぎに該式2で表される化合物をフッ素化せしめて下式3で表される化合物を得て、つぎに該式3で表される化合物を脱ハロゲン化剤によって脱ハロゲン化せしめることを特徴とする下式4で表される化合物の製造方法。 CH2=CH(CH2)mCR1R2(CH2)nOCF=CF2・・・式1 CH2Z1CHZ2(CH2)mCR1R2(CH2)nOCFZ3CF2Z4・・・式2 CF2Z1CFZ2(CF2)mCRF1RF2(CF2)nOCFZ3CF2Z4・・・式3 CF2=CF(CF2)mCRF1RF2(CF2)nOCF=CF2・・・式4 ただし、式中のR1およびR2は、それぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜5のアルキル基、または炭素数1〜5のアルコキシ基を示す。RF1およびRF2は、R1、R2がフッ素化された原子またはフッ素化された基であり、フッ素原子、炭素数1〜5のポリフルオロアルキル基、または炭素数1〜5のポリフルオロアルコキシ基を示す。mおよびnは、それぞれ独立に0〜3の整数を示す。Z1、Z2、Z3、およびZ4は、それぞれ独立に、塩素原子、臭素原子、またはヨウ素原子を示す。
IPC (4件):
C07C41/24 ,  C07C41/22 ,  C07C43/12 ,  C07C43/17
FI (4件):
C07C41/24 ,  C07C41/22 ,  C07C43/12 ,  C07C43/17
Fターム (7件):
4H006AA01 ,  4H006AA02 ,  4H006AC13 ,  4H006AC30 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC31
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 特開平01-143843号公報(第3頁〜第4頁)
  • 国際公開第01/92194号パンフレット(第13頁〜第18頁)
  • 国際公開第03/037838号パンフレット(第24頁〜第34頁)
全件表示
審査官引用 (4件)
  • 特表平4-500374
  • 特表平4-500520
  • 特開昭62-197144
全件表示

前のページに戻る