特許
J-GLOBAL ID:200903011877908558

トルクリミッタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 鎌田 文二 ,  東尾 正博 ,  鳥居 和久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-106745
公開番号(公開出願番号):特開2004-308881
出願日: 2003年04月10日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】一方向クラッチ機構を組込んだトルクリミッタにおいて、両方向回転時においてそれぞれ所定のトルクを発生できるようにすることである。【解決手段】一方向クラッチ機構2に組込んだ環状のばね保持部材8を軸15に嵌合することにより第1のトルク発生部4を形成し、クラッチ外輪7の外径面にC型ばね31、32を装着するとともに、そのC型ばねのスリット33、34を外環部材1の内径面に設けたリブ35に係合させることにより第2のトルク発生部5を形成し、前記一方向クラッチ機構2のフリー回転時に前記第1のトルク発生部4において、またそのロック時に前記第2のトルク発生部5においてそれぞれ所要のトルクを発生させるようにした。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
クラッチ外輪の内径面に所要数の凹部を設けるとともに各凹部の底面にカム面を形成し、該クラッチ外輪に挿通されたクラッチ内輪又は軸と前記各凹部との間で形成されるクサビ形空所にそれぞれころを収納し、各ころを前記クサビ形空所の狭小方向に付勢するばね片を各クサビ形空所のポケットに挿入することにより一方向クラッチ機構を構成し、前記一方向クラッチ機構を前記軸を挿通した外環部材に収納するとともに該一方向クラッチと外環部材を相互に係合した状態で外環部材を閉塞し、前記各ばね片端部を一体化した環状のばね保持部材を前記クラッチ内輪又は軸に嵌合することにより第1のトルク発生部を形成してなるトルクリミッタにおいて、前記クラッチ外輪の外環部材に対する前記係合構造が該クラッチ外輪の外径面にC型ばねを装着するとともにそのC型ばねのスリットを前記外環部材の内径面に設けたリブに係合させることにより第2のトルク発生部を形成し、前記一方向クラッチ機構のフリー回転時に前記第1のトルク発生部において、またロック時に前記第2のトルク発生部において、それぞれ所要のトルクを発生させることを特徴とするトルクリミッタ。
IPC (2件):
F16D7/02 ,  F16D41/06
FI (2件):
F16D7/02 F ,  F16D41/06 F

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